Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

最後にIl Pagliaccio(イル・パリアッチョ)

今日もローマバカンスの思い出を☆

 

「食前酒はいかがいたしましょう?」

夫 「僕はアメリカーノを。」

K 「私はマティーニで。」

夫 「えっ、ちょっといきなりそんな強い酒飲んで大丈夫なのか?」

130818 (3).JPG

K 「マティーニに始まり、マティーニで終わるって名言を知らないの?」

それはトールマン・カポーティの言葉。

 

10分後。

K 「すみません、カポーティの言葉は忘れて。こんな焼けるお酒を食前に無理・・・」

夫 「・・・!」 (だから言ったじゃないか的な怖い顔で。)

 

と、こんな感じでスタートしたのは、ローマバカンスの最後の夜のディナーに出かけた

Il Pagliaccio(イル・パリアッチョ)☆☆

130818 (2).JPG

超ドライなマティーニで体が温まったところで、塩味のマドレーヌとスモーク鰻。

130818 (5).JPG

一口スープは、リコッタチーズ。(だったような・・・) 右は葉物野菜のスナック。

K 「ん? なんかアジアっぽい味がする。」

夫 「隠し味にニョクマムかな?」

130818 (6).JPG

こちらのレストランのオーナーシェフ、アントニー・ジェノヴェーゼさんは以前東京の

「エノテカ・ピンキオーリ」の立ち上げの際のシェフを務めた方なのだそう。

他にもアジア各地で経験を重ねたということで、お料理のところどころに「アジア」を感じました。

イカとトマトの前菜。

130818 (7).JPG

牡蠣とレモンのシャーベット☆

130818 (8).JPG

カラっと揚がったリー・ド・ヴォ―。

130818 (9).JPG

ウニパスタ♥

ウニが甘くて濃厚でパスタに溶け込み、とても美味しかったです。

130818 (10).JPG

2皿目のパスタ料理は「土のニョッキでございます。」と・・・。

確かにニョッキだけを口の中に入れると土っぽい!? というか粉っぽい。

130818 (11).JPG

タラの焼き色がとても綺麗で美味しかったです。

ソースはクレソン。

130818 (12).JPG

お肉料理は、豚。

たしかこれはフィレンツェ地方の伝統料理だったような・・・。

こちらのお店では伝統料理もモダンに、オリジナリティあふれる味となって登場☆

130818 (13).JPG

最初の空きっ腹にマティーニを飲んでしまい、その後はお店の方に勧めてもらった

赤ワインを飲み続けたせいか、このあたりでとても眠くなりました・・・。

このお皿はまったく記憶から抜け落ちてます。たぶんチーズ?

130818 (14).JPG

一つ目のドルチェ、グリーントマトのエスプーマ仕立てを食べたら目が覚めました。

130818 (15).JPG

2つ目は、シンプルなバニラアイスのクッキーサンドと苺のジェラート。

夏なので冷たく、サッパリ系のドルチェでフィニッシュ♥

130818 (16).JPG

エスプレッソを飲む頃には酔いも覚めて復活。

可愛くて美味しいミニャルディーズ(←イタリア語では何て言うのだろう・・・?)たち。

130818 (1).JPG

地中海の食材にオリエンタルな風味が加わったイタリア料理体験は私には新鮮で

面白かったです。

 

1つの教訓として私には最初にドライ・マティーニは難しいということを学びました・・・。

 

 

おまけは、Belle et Bonne で。

 

<INFO>

Il Pagliaccio(イル・パリアッチョ)

Via dei Banchi Vecchi, 129, 00186 Roma

http://www.ristoranteilpagliaccio.com/

 

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

Business with Attitude
コスチュームジュエリー
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.