KITAYA☆六人衆だけじゃない
和菓子が食べたい、久しぶりにアレが食べたい!という夫のリクエスト。
アレは、アレでしょ〜とやって来たのは、パトロールエリアの外苑前駅近くにある『KITAYA 六人衆』青山本店。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1659.html )
アレとは、人気看板商品の黒糖どら焼き「六人衆焼き」。
他にもどら焼きは「六どら」シリーズとして色々あるのですが、なんといっても六人衆は、ちょっと別格!?
が、、たぶんもう無いと思っていたけれど、案の定夕方に出向くと完売でした。
がっかりではあるけれど、気を取り直して他のどら焼きをチョイス。
するとラッキーなことに、この日くじ引きがあり、引いたら小倉どら焼きが当たって1個サービスとな\(^^)/
お目立ての六人衆ドラが無かったのは、残念ではあるけれど、これを機に今まで食べたことがなかったお菓子にトライ。
<福良すずめ>
中にゴロっと一粒の栗が中に入った麦こがしの和菓子。
<空de餅>
モコモコの夏雲を食べるような、ふわっととろける風味。
卵白ともち米で作られ、蜜煮の豆がアクセント。
<江戸太鼓>
薄いけどモチモチ食感のお醤油生地に濃厚な黒胡麻餡。
<足立姫>
初めてに目にする商品だったので、お店の方に尋ねてみると、この夏の新商品だそう。
江戸時代中期、足立姫の阿弥陀仏がある性翁寺などを桜の季節に巡る「六阿弥陀巡り」が女性の間で流行したことに着目して開発されたお菓子で、桜の花びらをイメージした羽二重餅に京都の白味噌を使った柚子味噌餡入りのお菓子。
足立姫って?と、調べてみると、足立区のオフィシャルサイトに非運の足立姫物語について掲載されていました。
昔、足立の長者だった足立庄司には足立姫というとても美しいむすめがいました。ひめはとなりのぐんの豊島の長者である豊島左衛門尉(としまさえもんのじょう)とけっこんしましたが、左衛門尉の母にひどくいじめられ、川へ身を投げてしまいました。また、ひめのお世話のために一緒に豊島に来た人たちも、あとを追って身投げしました。
ひめの父は、ひめたちのたましいをなぐさめるために和歌山県にある熊野権現(くまのごんげん)におまいりしました。ゆめのおつげで神聖な木を見つけ、それを海に流すと、ふしぎなことに足立に流れつきました。いろいろな国を回っていた有名なお坊さんである行基(ぎょうき)にたのみ、その木に阿弥陀仏をちょうこくしてもらい、足立姫たちのたましいをくようしました。
(↑足立区のオフィシャルサイトより引用)
そんな物語は全く知らなかったけれど、和菓子にはこうした昔話や伝説とも深い関わりがあるので面白い。
ところで、こちらのお店を知ってから甘味一辺倒でしたが、最後にふと手にした揚げ餅が醤油味がしっかり効いててこれまたイケる!
と言うわけで、「六どら・黒糖どら焼き六人衆焼き」以外もオススメ色々なKITAYA 六人衆 青山本店です。
K「アレ、完売でした」
夫「やっぱりな〜。夕方行ったんじゃダメだよ。もう無い。買うなら午前中ね」
*****プチッとNY*****
ホテル住まいでもちょこっとお花を買って飾る。
そんな大人になろうと思っていたのに、未だ花より団子。。
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