Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

今シーズンはLanderとForsytheでスタート

小走り、小走り♪

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引越し後、徒歩10分程度でオペラ座ガルニエ宮に行けるので、バレエファンとしては

とても幸せです♡♥︎

と感じながら、今シーズン最初のバレエ鑑賞は、Harald Lander(ハラルド・ランダー)と

William Forsythe (ウィリアム・フォーサイス)でスタート(#^.^#)

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今回は2階バルコニー席での鑑賞☆

何度来ても来る度に新たに気がつく細部の装飾や絵画も多く、飽きないのがガルニエ宮☆

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例えばシャガールの天井画を見上げていると、いつもこの絵の中ではバレエやオペラの演目を

探すことに必死になっていたけれど、パリの名所もこんなに色々描かれていたのか...

と今更ながら気づいたり(@_@;)

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こんな風に普段の生活の中で見落としてることはたくさんあるんだろうな...と思うと

何事も気づくことを意識したいところ。

今回鑑賞したのはHarald Lander(ハラルド・ランダー)による振り付けのEtudes(エチュード)

とWilliam Forsythe (ウィリアム・フォーサイス)が振り付けをした2つのバレエ作品。

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まずは、Etudes(エチュード)☆元オペラ座バレエ学校校長の振付家ハラルド・ランダーの

代表作だそうで、その題名どおりバレエの練習風景を描いたもの。

カール・チェルニーの練習曲に乗って、バレエダンサーの練習風景が次々に展開されるのですが

基本ポジションから始まり、どんどん難しいテクニックの踊りに展開されていきました。

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今年3月にエトワールになったばかりのAmandine Albisson(アマンディーヌ・アルビッソン)が

ステキでした★

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最初はちょっと退屈かな...?と思ったものの、どんどん加速的に難しいテクニックに引き込ま

れる感じで最後はその華やかさにドキドキしました★

舞台は練習風景なのでレッスンバーがあるぐらいの殺風景な感じで、コンテポラリーバレエかな?と

思っていたのですが、このバレエには古典バレエのテクニックがたっぷりつまった内容なのだそう。

バレエが踊れない私には専門的な技の名前などわからないのですが、、、

軸のぶれないないクルクル回転などにうっとり♥︎

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そして幕間は、やっぱりグラン・フォワイエ(大広間)へ♫

今回は天井をゆっくり鑑賞。

首が疲れた...。けれど、この眩さは本当にステキでタイムスリップしたような気分に♥︎

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幕間の後は、William Forsythe (ウィリアム・フォーサイス)のWoundwork 1。

大好きな4人のダンサーの共演で、この日一番楽しみにしていたもの♥︎

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今シーズン最初に大好きなMathieu Ganio(マニュー・ガニオ)が観れるなんて幸せ!!

そのマチューとペアで踊ったのは、Laëtitia Pujo(レティシア・プジョル)。

絵になる美しい二人♥︎

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1999年にフォーサイスがオペラ座のために作った作品だそう。

2組のダンサー二人の身体が船の綱のようにきつく巻き付けられ(wound)たり、

解かれたりをしなやかに、静かに、強弱をつけて繰り返される感じでした。

もう一組のAurélie Dupont(オーレリー・デュポン)とHervé Moreau(エルベ・モロー)も

ステキでした。(写真はブレちゃったけど...)

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最後を飾ったのは、同じくフォーサイスのPas./Parts。

出演は、Marie-Agnès Gillot, Nolwenn Daniel, Eve Grinsztajn, Laurène Lévy, はじめ

Stéphanie Romberg,Lydie Vareilhesなど多数。(マチューの妹さんも出てました!)

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音楽が機械的な電子音の繰り返しの場面も多く、「クドカン、クドカン」(宮藤官九郎...)に

聞こえて頭が痛くなるように感じた部分もあり...ちょいと私には難解な印象(=_=)

でも正面は黒でバックがカラフルな衣装など、その衣装の見え方がバレエにうまく合っていて

カラフルに変わる様子は見ていて面白く、ステージはシンプルで何もないのに地味な印象に

ならない見応えのあるものでした。

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上の画像左端のMarie-Agnès Gillot(マリー・アニエス・ジロ)の男性ダンサー顔負けの

力強さには最も目を奪われました★

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という訳で今シーズンもスタートしたパリ・オペラ座シーズン♫

色々楽しみな演目があるし、何より自宅から近くなって行きやすいのが嬉しいです(●^o^●)

À demain(^_^)/ 

おまけのパリは、1ヶ月早いバースデープレゼントをBelle et Bonne

⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-375.html

<info>

L'Opera Garnier(パリ オペラ座・ガルニエ宮)

8 Rue Scribe, 75009 Paris

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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