
フィルハーモニー・ド・パリのレストラン☆Le Balcon
11月5日にPhilharmonie de Paris(フィルハーモニー・ド・パリ)でのベルリン・フィルハーモニー
管弦楽団のコンサートへ再度出かけると、あれ?一昨日と照明が違う?!
一昨日はブルーのライトアップでしたが、今日は赤。
日によって変わるのか時間帯による変化なのかわかりませんが、赤もまた綺麗でした。
今回のフィルハーモニー・ド・パリで一度行ってみようと思っていたのが、9月にオープンした
ばかりの館内のレストラン"Le Balcon"(ル・バルコン)。
入口がちょっとわかりづらいのですが、建物1階の左側にグルっと周って、奥のレストラン直通の
エレベーターで6階に上がります。
落ち葉を集めたような椅子がカラフルでユニーク☆
そして遠目にパリの街を一望できる眺め。
ジャストタイムには遠くにエッフェル塔のシャンパンフラッシュも見えてステキ☆
比較的カジュアルでカクテルバーなどもある広々レストラン。
食事は前菜、メイン、デザートとアラカルトがありますが、簡単に食べれるワンプレートで
ハンバーガーやフィッシュ&チップスなどもあります。
シャルキュトリの盛り合せとカクテルだけで軽く済ませることも、しっかり食べることも
それぞれの時間とお腹の空き具合で調整できるのが嬉しい。
私達は、パルメザンチーズ、中にはチキンもたっぷりのシーザーサラダを二人でシェアして
いただきました。
そしてそれぞれプラをチョイス。
こちらは、鱈のロティ。上に乗ったピリ辛のチョリソーがアクセント。
バターた〜っぷりのマッシュポテト(^u^)
このパン、美味し〜♡と思ったら、それは今年東京にも店舗がオープンしたMaison Landemaine
(メゾン・ランドゥメンヌ)のもの。
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/maison-landemaine.html )
メニューにあるとかなりの確率で選んでしまうSupreme de Volaille(シュプレーム・ド・ヴォライユ)。
こちらのレストランのものは、チキンのモモ肉にクリーム風味のエマルジョン、下にはたっぷりの
レンズ豆で登場。
デセールはしっかり食べずにカフェと小菓子がセットになったカフェ・グルマンに。
夜景を見ながらゆっくり食事なんて久しぶり?!
満腹満足、じゃ帰ろう♫と言いそうになりましたが、今夜の本来の目的はベルリンフィル!
レストランから3階のホールへ直通なので、チケットチェックはレストランを出た所でやって
もらい、そのまま演奏会場へ。
今回も前回と似たようなオーケストラ横の席からの鑑賞♫
演目は、交響曲第8番と第6番「田園」。
早めに出てきてウォーミングアップ的に指を激しく動かしているのは、コントラバスの皆さん。
第8番は最初から激しく?入るので、ウォーミングアップは大事なのかな〜と思いながら低く
セクシーな音にちょっと痺れる♡
8番は想像以上に速いテンポで、聴衆を飽きさせないような楽しい工夫がいっぱいに感じられ、
小学校の音楽教室に飾ってあったベートーヴェンの肖像画のドヤ顔が浮かぶようでした。
人気の第7番と同じ日に初演されたそうですが、観客は第7を圧倒的に支持したのに対して、
ベートーヴェンは自分は第8の方がいいと思っていると呟いたとか?!
ベートーヴェンの隠れた恋との関係など色々エピソードもあるらしいです。
第6番「田園」は、これもまた私のこれまでの(数少ない...)生オーケストラ体験の中では、
一番綺麗だと感じる演奏でした。
副題の「田園」の通り、とても詩的で叙情的な音楽。
想像力の乏しい私にも、目を閉じると牧歌的な風景や緑がどんどん浮かんでるくるような感じでした。
目を閉じても寝たくないメロディ♫
高原の朝のような朝もや、晴れ渡った日と青々とした緑、草を食む牛や馬、鳥のさえずり、
降ってきそうな星空、そして嵐もやってきて、最後にまた穏やかな田園風景が広がる。
クラシック音楽からこんなにイメージが湧いたのは生まれて初めての経験かも。
演奏終了後、指揮者のSir Simon Rattle(サー・サイモン・ラトル氏)は、ホルンの二人に
近づき、讃えるように挙手。
清々しい素晴らしい演奏でした!
おまけのパリは、「パリでオードリー」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-788.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Philharmonie de Paris(フィルハーモニー・ド・パリ)
221 avenue Jean-Jaurès 75019
http://www.philharmoniedeparis.fr
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