Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

フィルハーモニー・ド・パリのレストラン☆Le Balcon

11月5日にPhilharmonie de Parisフィルハーモニー・ド・パリでのベルリン・フィルハーモニー

管弦楽団のコンサートへ再度出かけると、あれ?一昨日と照明が違う?!

一昨日はブルーのライトアップでしたが、今日は赤。

DSCN6481.JPG

日によって変わるのか時間帯による変化なのかわかりませんが、赤もまた綺麗でした。

今回のフィルハーモニー・ド・パリで一度行ってみようと思っていたのが、9月にオープンした

ばかりの館内のレストラン"Le Balcon"(ル・バルコン)。

入口がちょっとわかりづらいのですが、建物1階の左側にグルっと周って、奥のレストラン直通の

エレベーターで6階に上がります。

DSCN6483.JPG

落ち葉を集めたような椅子がカラフルでユニーク☆

DSCN6485.JPG

そして遠目にパリの街を一望できる眺め。

ジャストタイムには遠くにエッフェル塔のシャンパンフラッシュも見えてステキ☆

DSCN6484.JPG

比較的カジュアルでカクテルバーなどもある広々レストラン。

食事は前菜、メイン、デザートとアラカルトがありますが、簡単に食べれるワンプレートで

ハンバーガーやフィッシュ&チップスなどもあります。

シャルキュトリの盛り合せとカクテルだけで軽く済ませることも、しっかり食べることも

それぞれの時間とお腹の空き具合で調整できるのが嬉しい。

私達は、パルメザンチーズ、中にはチキンもたっぷりのシーザーサラダを二人でシェアして

いただきました。

DSCN6486.JPG

そしてそれぞれプラをチョイス。

こちらは、鱈のロティ。上に乗ったピリ辛のチョリソーがアクセント。

DSCN6489.JPG

 バターた〜っぷりのマッシュポテト(^u^)

DSCN6491.JPG

このパン、美味し〜♡と思ったら、それは今年東京にも店舗がオープンしたMaison Landemaine

(メゾン・ランドゥメンヌ)のもの。

(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/maison-landemaine.html )

DSCN6488.JPG

メニューにあるとかなりの確率で選んでしまうSupreme de Volaille(シュプレーム・ド・ヴォライユ)。

こちらのレストランのものは、チキンのモモ肉にクリーム風味のエマルジョン、下にはたっぷりの

レンズ豆で登場。

DSCN6490.JPG

デセールはしっかり食べずにカフェと小菓子がセットになったカフェ・グルマンに。

DSCN6492.JPG

夜景を見ながらゆっくり食事なんて久しぶり?!

DSCN6487.JPG

満腹満足、じゃ帰ろう♫と言いそうになりましたが、今夜の本来の目的はベルリンフィル

レストランから3階のホールへ直通なので、チケットチェックはレストランを出た所でやって

もらい、そのまま演奏会場へ。

今回も前回と似たようなオーケストラ横の席からの鑑賞♫

IDbo9tJ4FLqJt111446800815_1446800862.png

演目は、交響曲第8番第6番「田園」

早めに出てきてウォーミングアップ的に指を激しく動かしているのは、コントラバスの皆さん。

第8番は最初から激しく?入るので、ウォーミングアップは大事なのかな〜と思いながら低く

セクシーな音にちょっと痺れる♡

DSCN6495.JPG

8番は想像以上に速いテンポで、聴衆を飽きさせないような楽しい工夫がいっぱいに感じられ、

小学校の音楽教室に飾ってあったベートーヴェンの肖像画のドヤ顔が浮かぶようでした。

人気の第7番と同じ日に初演されたそうですが、観客は第7を圧倒的に支持したのに対して、

ベートーヴェンは自分は第8の方がいいと思っていると呟いたとか?!

ベートーヴェンの隠れた恋との関係など色々エピソードもあるらしいです。

DSCN6502.JPG

第6番「田園」は、これもまた私のこれまでの(数少ない...)生オーケストラ体験の中では、

一番綺麗だと感じる演奏でした。

副題の「田園」の通り、とても詩的で叙情的な音楽。

想像力の乏しい私にも、目を閉じると牧歌的な風景や緑がどんどん浮かんでるくるような感じでした。

DSCN6501.JPG

目を閉じても寝たくないメロディ♫

高原の朝のような朝もや、晴れ渡った日と青々とした緑、草を食む牛や馬、鳥のさえずり、

降ってきそうな星空、そして嵐もやってきて、最後にまた穏やかな田園風景が広がる。

クラシック音楽からこんなにイメージが湧いたのは生まれて初めての経験かも。

演奏終了後、指揮者のSir Simon Rattleサー・サイモン・ラトル氏)は、ホルンの二人に

近づき、讃えるように挙手。

DSCN6496.JPG

清々しい素晴らしい演奏でした!

おまけのパリは、「パリでオードリーBelle et Bonneで☆

⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-788.html

à demain(^.^)/~~

<info>

Philharmonie de Paris(フィルハーモニー・ド・パリ)
221 avenue Jean-Jaurès 75019
http://www.philharmoniedeparis.fr

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

Business with Attitude
コスチュームジュエリー
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.