Les Papilles☆デジュネは10年ぶり?!
☆パリブログ☆
過去約13年間に渡り、このブログではすっかりお馴染みのパリ5区にあるワインカーヴビストロ『Les Papilles』(レ・パピーユ)ですが、最近はすっかりご無沙汰でした。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-879.html )
「コロナ禍にシェフも変わったんだよ」「ケーコたちの率直な感想も聞きたいなぁ」
と、オーナーのムッシュBに言われ、じゃ行ってみよう♬と。
いつ以来?!コロナ禍の数年間はもちろん、そのちょっと前から今の家から少し行きづらいロケーションということもあって足が遠のいていたので、こうして定位置なお決まりテーブルにつくと懐かしさが込み上げてきた。
接客担当のマダムOとも久しぶりの再会。
O「元気だった??」
K「元気、元気。息子君は何歳になったの?前に会った時は、こんな小さな赤ちゃんだったよね?」
O「ふふふ、もう7歳よ」
K「な、な、7歳!!」
夫「僕たちも年を取るはずだ…」
O「二人は全然変わってないわよ。で、お水はいつも通りガス入りでいい?」
夫・K「ウィっ!S.V.P 」
そして現在このお店を仕切るムッシュTが「はい、どーぞ」とサービスしてくれたシャンパン&アミューズ。
自家製テリーヌ、そしてホタテをエスカルゴバターで。
パリにいくつか行きつけビストロやレストランがあるものの、シャンパンプラスでこんなに歓待サービスをしてくれるお店はそう多くはありません。
改めてオーナーのホスピタリティに感謝。
さて、いつもはディネに伺うのですが、今回は珍しくデジュネ。
こんな風にランチをいただくのは、10年ぶりぐらいかも?!
ただ昼間っから飲み過ぎもなんだし、ワインはグラスで…と思っていたけれど、ここはワインカーヴビストロ。
圧巻のワイン棚を見ていたら呑助&呑太郎としては、飲みたくなってきた〜♡
夫「ちょっと軽めで、懐かしいコレなんてどう?」
K「ボン ショワ!」(nice selection)
ご機嫌…。
さて、日替わりコースメニュー、この日のスープは、
大好きなカリフラワースープ。
メインは、ポークのフィレミニョン☆
サイドには、クリーミーなポレンタ。
ボナペティ☆と頬張ったそのお肉の柔らかくとろける美味しさ、それぞれの野菜の味の濃さに「ん〜、うまっ!!」と夫婦でハモる。
スープも、このメインも、これまでいただいたことがあるメニューですが、歴代シェフ全員を知っているだけに味の違いは歴然。
スープストックはもちろん、ハーブや香辛料の利かせ方、素材のカットの仕方、火入れなどにシェフごとの違いを感じます。
現在のシェフのお料理は、素材の細部まで丁寧に処理されていることが感じられ、お世辞抜きにこれまでの歴代シェフの中では個人的には一番!と感じました。
チーズは、フレッシュなシェーヴル。
シェーヴルチーズ、ブルーチーズが好きになったのは、このお店がきっかけでした。
以前も度々書いてますが、赤ワインが飲めなかった私が飲めるようになったのも、このお店に出逢ってから。
改めてパリ暮らしからのワイン好き・チーズ好きになれたのは、ココが原点だったことを思い出し、ちょっと感慨深いよねぇとジーンとしながら、デセールのクレームショコラをペロリ。
(なんだろ、、最近はちょっとしたことでジーンと感じ入ること度々。年のせい?!)
K「レパピ通い復活を宣言します!」
夫「だな。ちょっとぐらい遠くてもココは俺たちの原点なんだから来ないとね」
K「そう思う」
久しぶりに?夫と一致団結、がっつり握手、満腹満足のデジュネ@レ・パピーユでした。
*****おまけのパリ*****
Les Papillesのオーナーは、大のラグビーファン。
店内には、お店を訪れたラガーマンたちのサインやグッズも色々。
そして今年のラグビーワールドカップは、フランス開催!
楽しみです\(^o^)/
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