Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

L'Ilot Vert☆マルセイユの青果店

<南仏ブログ>

今回のマルセイユ滞在では、友人夫妻のコンドミニアムにお世話になりました。

お忙しい中、ゲストルームを整えていただき、図々しくもすっかりリラックス、遠くに見える山々に朝夕の朝焼け・夕焼けが美しく、居心地サイコーっ\(^o^)/

寒い暗いパリになんて帰りたくな〜い!と呟いてみたり。

そしてマルセイユでの暮らしを覗きたい♬

という訳で、マダムAのショッピングにも同行。

『L'Ilot Vert』なる青果店にやってきました。

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まず入口で感激!(とは大袈裟な)

このパニエ(篭バッグ)を使っていいの?!

パリのスーパーなどにあるのは、多くはカゴ部分が地面に付いたプラスチックのカゴ(下画像・右端)なのですが、それが日本的感覚でいうと小汚い(ことが多い)。

最寄りスーパーのカゴはどれもこれも汚れがちで、しかも地面に近いので、何年経っても食材を入れるの抵抗があるんですよねぇ。

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パニエでの買い物は、ちょっとテンション上がるのです(単純ね...)

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それにしても鮮やかな眺め。

パリにもよく行く好きな青果店があり、そこに並ぶ食材と産地も含めて大きくは違わないのだけれど、南仏という場所柄のせいか、どれもパリで見るより色濃く鮮やかに一段と美味しそうに見える野菜、果物たち。

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ちょっぴり楽しむ産地チェック。

それは日本でもやってることですが、その食材がどの地方、どこの県から来たのか興味深い。

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こうして見ているとフランス国内の産地はもちろんですが、マルセイユからすぐのイタリア、スペインなどの近隣ヨーロッパ、アフリカ、またコルシカ島やフランス海外県などからも。

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それもまたパリとそう違うわないのだけれど、昔見た映画で(タイトル失念)インドからイギリスに移住したシェフがレストランを開こうと思ったもののイギリス食材に全くそそられずげんなり、トマトの不味さに落胆。

ロンドンで暮らすことを諦め南仏に移り、かじったトマトに「これだよ!これこれ!太陽の味がするトマト!」と感激するシーンを思い出しました。

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野菜といえば、パリ暮らしスタート当初に驚いたのが、日本とのほうれん草の違い。

日本のほうれん草は茎つきで売られ、葉っぱも大きくしっかりめなことと比べると、フランスのほうれん草は茎がなく葉っぱのみの状態で売られていることがほとんど。

しかもその葉っぱは小ぶりでソフト。

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私はフランスのほうれん草の方が好きです。

というのも、この手の野菜全般の茎があまり好きではないから。

レストラン等で出れば食べますが、好んでは食べません。

ほうれん草、菜の花、スティックセニョール等々、自宅では茎はこっそり夫の器に多く盛り付けている。(ここだけの話)

マルセイユを訪れる前に、ほうれん草&サルシッチャ(ちょっとシャントレル茸入り)のパスタを作りました。

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モリモリのほうれん草も炒めてしまえばペロリ。

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閑話休題。

カブも美味しい季節ですね〜。

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かぼちゃ色々。

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この時期にパリで頻繁にいただくTopinambur(トピナンブール:菊芋)は、最近ちょっと食べ飽きた感。。

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オリーブの本場、南仏☆

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殻つきアーモンド。

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バカンス先のマルシェやスーパーは、そこに暮らす人達の食生活が垣間見れる気がしてやはり面白い。

枝つきデーツに思いきり惹かれている人が...(夫)。

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昔はよく食べていた林檎ですが、最近はめっきり食べる機会が減りました。

「一日一個の林檎は医者知らず」とはよく聞いたもの。

ずっと日本の諺だと思っていましたが、イギリス発だと知ったのはつい先日。

"An apple a day keeps the doctor away."

春に向けての健康管理に林檎を食べることを誓う@マルセイユにて。

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南仏地方の名物お菓子Navette(ナヴェット)発見。

Navetteとは、フランス語で「小船」ですが、名前のままに小舟型の細長い棒状で、真ん中に一本の切れ目が入った焼き菓子。

そもそもは、マルセイユ発でオリーブオイルとオレンジフラワーウォーターを練りこんだものなのですが、南仏全土に広がり味付け・形・大きさなどは、各地域様々に展開しているそう。

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このコンフィチュールもパリで見てもなかなか手にしないけど、今この瞬間は欲しくなってしまうのは、バカンスあるある?!

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しかも大大好きなQuetsche(クエッチ)、Mirabelle(ミラベル)、Reine Claude(レーヌ・クロード)などのプラム系色々。

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K「買ってこーかな♡」

夫「ミラベルとかって南仏名物なの?」

K「アルザスだな...」

そっと棚に戻し、お土産は再検討することに。

<info>
L'Ilot Vert
34 Rue Négresko, 13008 Marseille

*****K子のつぶやき@パリ*****

小さなパリジェンヌたちの間でもアナ雪は人気なのかな?!

近所で度々背負っているのを見かけます。

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どっちがアナでどっちがユキ?

「アナとエルサだよ...」と友人の子供に教えてもらいました。。

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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