Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

ウォッシュタイプの"Livarot"

アップしそびれていたお話を...。

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赤く染まったモミジやナナカマドが美しい日本の紅葉。

パリの赤はやっぱり蔦。

セーヌ川を綺麗に彩ってました☆

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と、晩秋のパリを歩いていたら肩の上に落ちてきた赤い葉がとても綺麗で来年の手帳に

挟んで押し花に☆

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そんな秋深し~な季節により美味しく感じるフロマージュ(チーズ)、

それは"Livarot"(リヴァロ)

というワケで今回パリから日本に持ち帰りました。

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リヴァロは、表皮を洗うウォッシュタイプのチーズの代表選手の一つ★

外観的特徴は側面に巻かれた5本のlaiches(レーシュ:葦)。

が、最近はオレンジやグリーンの紙テープで代用されることも多いそうですが、

ご近所フロマジュリーLAURENT DUBIOS(ローラン・デュボワ)では、昔ながら5本レーシュ☆

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この5本レーシュが陸軍大佐の階級を示す軍服の袖口のようなので

"Colonel"(コロネル:大佐)とも呼ばれてます。

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塩水などで洗いながら熟成させるため、側面は赤みがかってオレンジ色。

若いものは、皮を外して食べると「ういろう」のような食感のクリーミーチーズで食べやすい

感じですが、熟成が進むにつれ古いぬか漬けや魚醤のような強烈な香りを放ち、

表面がヌメヌメ光ってきて、「くさや」のような更にキツイ香りがプ~~ン(@_@)

という訳でこちらもクサ旨チーズの一つです♥

ちなみに合わせるワインはパワフルな赤が良いとのチーズ屋さんからのアドバイス。

例えば、コート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone)、コルナス(Cornas)、エルミタージュ(Hermitage)。

個人的には林檎のブランデー・カルヴァドス(Calvados)も良さそうだな~と思いました。

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最後に。

只今東京自宅近所は最後の紅葉、という感じ。

オレンジの蔦をまとった木が綺麗です(^o^)

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おまけは、Belle et Bonne(http://belleetbonne.blog.fc2.com/)で。

 

<INFO>

LAURENT DUBIOS(ローラン・デュボワ)

47 ter,boulevard Saint Germaint 75005 Paris
01.43.54.50.93

http://www.fromageslaurentdubois.fr/

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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