
日曜日のCentral Park☆ロゴセラピーと物語
☆NYブログ☆
大都会ニョーヨークの真ん中にある公園、Central Park(セントラル・パーク)は、まさにセントラルな公園で、ゴッサムのオアシス。
すっかり私もこの公園が好きになってしまいました♡
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/central-park.html )
どんな天気でも、季節でも(まだ真夏や真冬は未経験ですが)誰でも楽しめる公園で老若男女、グループ、カップル、おひとり、たくさんの人が訪れています。
地元ニョーヨーカーは、勝手知ったる様子で、ツーリスト達はあちこちで記念撮影。
朝昼夕と時間を問わずランナーは見かけますし、サイクリングや犬の散歩をする人も多い。
色々な人が色々な楽しみ方・過ごし方をしていて、同調というよりは思いおもいに自分の時間を心からエンジョイしている風。
平日から多くの人が行き交ってはいますが、日曜日になると特に賑やか。
季節が良くなってきたこともあり、ピクニックを楽しむ人達があちこちに。
でも公園が広いので密集感なし?!
先日は、バースデーパーティーをしているグループも見かけました。
キッズ達は、顔面にアニマルペイントなメイク、大人達はドレスアップをしてゲームやフリスビー、BBQやケーキを食べたりで楽しげ〜。
静かにゆっくり散歩、ベンチで語らうカップルや老夫婦もなんだか素敵で。
そんな中で私もニューヨーカー気分で、週末は本を片手に読書タイム@セントラル・パーク。
そうなのだ、今回のNY滞在は、あちこち観光よりはココに暮らしたら?暮らせるのか?を妄想しながらの、なんちゃってニョーヨーカー・ケーコ!?
セントラル・パークの近くに暮らせたら素敵ね〜な妄想は広がるばかり。。
この日、持参した本は、
ロゴセラピーと物語: フランクルが教える〈意味の人間学〉(勝田茅生・著) 新教出版社
NY出発前に夫婦でお世話になっているドクターSからいただいたものですが、最初に夫が読み、
「思ったよりずっと面白い。読みやすいし、内容的にきっとケーコも色々感じるところがあると思うから読んだら?」と。
と言われても、すぐには手がつかず。
というのも今は、〇〇セラピーといった類いのものにあまり興味がない上に、なんとなく宗教的?道徳的?そして自己啓発に繋がるような内容なのだろうな〜と思い、その手の本は若い頃や時間的余裕がある時、悩んだり心が弱ってる?と思った時には読むけれど、今はそんなモードではない。
と、あまり気乗りしないまま読み始めたのに、気がつけば夢中になっていました。
わかりやすく「生きる意味、意義」を考える内容でした。
ロゴセラピー(Logotherapy)とは、オーストリアの精神科医であるV.E.フランクル(Viktor Emil Frankl)による患者自身の「人生の意味」を見つけることを目的とした心理療法です。
フランクルの創始したロゴセラピーの中心メッセージを、民話や寓話、フランクル自身の体験をもとに分かりやすく説いた本書は、とても読みやすく、それぞれの逸話に考えさせられ、じわっと心に響くものがあり、「自分に起こった不幸や事件をそんな風に捉えるなんて…」と、感じること、思うことが次々に展開し、気がつけば集中して、どんどん読み進む本でした。
自分が生きる意味や生まれた理由、私にとっては永遠に考え続ける答えの出ないテーマのように感じていたけれど、そのヒント・手がかりを得た気がします。
読後、セントラル・パークの池にポツンと静かに雫(ヒント)が落ちたように、ゆっくりと大きく綺麗に波紋が広がるような気持ちになりました。
春の風が気持ちよく、公園での読書も久しぶりで、本の内容と重なり合ってなんとも豊かで満たされた気持ちになった休日でした。
気持ちスッキリ、天気サッパリで足取り軽く公園を後に♬
*****おまけのTYO*****
富士山を拝みながらドライブ。
そしてあんバタサンドをいただく。
助手席ドライブは、いつだってお気楽♬
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