
パリマル(marché à paris)☆Les légumes verts
☆パリブログ☆
パリと東京の食生活を比較した際に、私の場合、大きく違うのが野菜の摂取量。
とにかくパリにいるとよく野菜を食べます。
元気な力強さ、味がしっかりしてて美味しいからという理由が一番ですが(あと東京自宅周辺よりお値段リーズナブル)毎週マルシェに行くことで自然と野菜に手が伸びます。
そんな様子は、これまでも度々ブログにアップしてますが、コロナ禍を経ての昨年秋からのマルシェ通い再開は感激度倍増、改めてこんなに美味しかったか〜、やっぱりすごい農業国だよね〜を感じまくり。
さて今回は、葉物というかLes légumes verts(青物野菜)に注目しての買い出し。
根菜好きなので自然と選ぶのは人参、牛蒡、大根、蕪、お芋色々、etc…で、普段は葉物野菜は意識しないとなかなか摂れない、摂らない。。
同じ野菜でも、お店を比較しながら、より美味しそうに見えるものをチョイス。
鮮やかな黄色の茎など、ちょっと珍しい野菜に出会うと気になります。
そういえば、いつからか中国野菜や日本野菜もちょっとずつ並ぶようになりました。
例えば、長ネギ。
昔は長ネギと言ったらポワロー(poireau=ポロネギ、リーキ)で、家で食べるお蕎麦に薬味で添えたものの、ネギらしい薬味にはちょっと欠けビミョー…と思いながら食べてました。
白く長い大根もアジア食品店以外ではなかなかお目にかかれず、きっと「大根足!」と言っても意味不明だろうな…とか思ってました。
最近は、白菜や青梗菜、キノコも椎茸をはじめエノキやエリンギもマルシェで買える♬
ところで、私が一番好きな葉っぱは、イタリア野菜のルッコラ。
ゴマのような香りやピリッした辛みと苦味が好き。
フランスでは、ロケット(roquette)と呼ばれています。
でも、これ、日本のスーパーで売っているものとは味も食感も結構違う。
日本で食すものは、もっと食感ソフトで味もマイルド。
これって本当にルッコラ(ロケット)なの?と思ったのは、パリ暮らしスタート当初。
ちょっと調べてみると、やはりどうやら別物。
パリのマルシェで買ってるものは、ワイルドルッコラ(Roquette Sauvage ロケットソバージュ)=セルバチコ(セルバチカ)。
それまで私はルッコラ(ロケット)とセルバチコは同じだと思っていたのですが、植物学的には別種だそう。
と言うわけで、パリのマルシェで買っているのは、ワイルドロケット=セルバチコのようです。
もちろん土壌や栽培方法で違ってくるので、ルッコラ(ロケット)なこともあると思いますが、とにかく日本で普通にいただくルッコラよりはワイルドだぜ〜(←芸人さんいましたね)な印象です。
葉物は、ザクっと量り売りです。
うーん、いい香り♬
食べ方は、パスタに入れたり、炒めたり、冷凍ピザにトッピング、もちろんサラダでも。
サラダで食べると、とにかくワイルドだぜ〜な感想に尽きますけど。
そんなワイルド葉っぱなルッコラソバージュと、これまたマルシェで買った田舎風パテ「パテ・ド・カンパーニュ」(Pâté de campagne)で簡単前菜プレート。
マルシェで買うパテは、これまたややワイルドで野趣あふれるお味なので、ロケットソバージュによく合います。
それからパリマルで、これも葉っぱが大きくて元気モリモリだな〜と感じるのがクレソン。
子供の頃は苦手だったクレソンですが、今ではこの爽やかでピリッとした辛子味が大好き♡
水に放つとまた元気を取り戻してイキイキしてきます。
日本ではほんのちょっとを肉料理の付け合せに添えるだけで食べてますが、こちらではクレソンサラダに。
とにかくパリでは充実の野菜生活です(^_-)
*****おまけのTYO*****
アオマル(青山マルシェ=青山ファーマーズマーケット)で買った、食べた三浦半島産の「早春キャベツ」は、とっても美味しかった!
サラダで食べた後は、ホタルイカと一緒にパスタに。
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