
パリマル(marché à paris)☆Saumon
☆パリマル(marché à paris:パリのマルシェ)シリーズ☆
食の都パリで初めて食べて好きになったものは色々あります。
例えばカエル。
自宅でもガーリックソテーなどでチャチャっと簡単にいただきます。
エスカルゴもパリデビューでしたが、これは結構当たり外れというか、下処理が徹底されていないものだと泥臭さが気になります。
モリモリで食べるムール貝、初めて美味しい山盛り大ぶりムールを食べたのはスペインでしたが、今では私の中ではフランス味のひとつ。
迫力のデビルフィッシュ(Devilfish)。
マルシェにも普通に並んでますが、20年前はあまり見かけることがなかった食材のタコ。
今じゃ日本のスーパーよりも大胆に売ってる?!
そもそもデビルフィッシュなんて呼ばれ方からも想像できますけど、特に英米では19世紀〜20世紀前半ぐらいまでタコは、恐怖・怪物の象徴とされることが多かったようです。
確かにちょっとグロテスクなルックスと、あの長い触腕で獲物に絡みつく姿は悪魔チックよね〜。
キャビアやボッタルガ、タラマなどは別として、日本のように「タラコ」「明太子」のような形で魚卵を日常的に食べる習慣はあまりないフランスなので、魚卵を見るとちょっと新鮮。
しかもこれは、スズキの卵。
煮付けにしたら美味しいのかな?
さて、この日のお目当ては、ソモン!(Saumon:鮭)
ここしばらくパリでは『La Grande Épicerie de Paris』(グランド・エピスリー・ドゥ・パリ:ボンマルシェ)にある『Saumons fumés & Caviars』(スモークサーモン&キャビア)コーナーで調達していたのですが、今回はスモークサーモンの他にフレッシュなサーモンを求めてやってきたのです。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/saumons-fumes-caviars.html )
薄切りなスモークサーモンは前菜サラダに。
美しい薄ピンク色に一目惚れ買いしたのは、アトランティックサーモンでスコットランド産(と言われたと思う)のもの。
半分はムニエルで楽しみ、もう半分は燻製にしてみました。
一時期ハマった自宅での燻製ですが、久しぶりにやったらやっぱり楽しい、美味しい♬
燻製ブーム復活の兆し?!
ほうれん草のクリームスープを合わせ、イクラをトッピングして完成。
これからの季節、鮭も美味しい季節ですね☆
*****A Little Side Note*****
合宿地@オーストリアから雪便り届きました。
シーズンが始まる前のこれからがゲレンデの整備やホテルのメンテナンスで忙しくなるようです。
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