
Melograno☆10年間にGrazie!
<東京ブログ:Tokyo Quotidien>
このブログではお馴染みの大好き東京イタリアン、渋谷区広尾にある『Melograno』(メログラーノ)が、この春、移転することになりました。
移転前に10年間のたくさんの思い出が詰まった現店舗で最後の食事をしたい!と、なんとかお邪魔することができました。
これまでずっと「行ってきます、パリ」「ただいま、東京」のタイミングでは必ずお邪魔してきたお店。
メログラーノマカロンとスプマンテをゴクっといただくと、ホッ!と一息。
さて今回もますます充実、メニューまた増えてない?!(増えてます!)なアラカルトメニューでのディナー。
まずは、シリヤケイカのカルパッチョ、お米のサラダ、サフランのアイオリ添えでスタート。
ワインは、いつも通りジャケ買いなエチケット選び。
不思議なものでワインのエチケットは、大概そのワインの味のイメージに重なる。
こちらのお店がオープンして10年経ったなんて私も信じられない気持ちで、その月日の流れの早さに改めて驚き、しみじみ感じることも色々。
わ、、ブログ検索したら出てきましたよ、10年前のお店オープン当初の様子が...!
後藤シェフも、ケーコも(←今より)若い。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/melograno.html)
年に一度は食べる、そしてこの店で最後に絶対食べると決めていたスペシャリテ「トリュフのタルトタタン」。
この一皿には想い出、思い入れがあり過ぎて語りきれず〜。
赤ワインいきましょ!
今夜はなんだかペース早め!?
イタリアワインを知るのも、学ぶのも、こちらのお店・ソムリエ奥野さんのセレクションが私の原点。
そのサンジョヴェーゼは、続く近江牛のレバーカツレツとも相性抜群。
フルーツトマトのピューレと新玉ねぎのサラダ添えで、さっぱりと揚げたてをいただく極み。うまっ!
食べたいパスタがありすぎて、選ぶのにいつも時間を要してしまう。
原木椎茸と新生姜、青唐辛子のスパゲッティ。
この肉厚、弾力、滋味深ーい原木椎茸が主役のパスタは、イタリアでもなかなかいただけない、まさに東京イタリアン☆
タコ、葉ニンニク、黒オリーブ、発酵青唐辛子のアラビアータ。
タコ好きでアラビアータ好きの私には、無限パスタになりそうな大好きなテイストでした。
このお店には、この10年間に家族と友人と、お世話になっている方々で伺い、また嬉し恥ずかしながらこのブログを読んでくださった方々との出会いも度々ありました。
どのシーンも昨日のことのように思い出せます。
色鮮やかなサラダと思いきや、セコンド・ピアットは、近江牛のミスジ。
そのシャキッと野菜の下にあったお肉は、噛めば噛むほどな柔らかく、美味しい和牛を堪能。
ドルチェは、前のめりというかワインが回って、カメラがブレてしまったカンノーロ。
この日、私はあれこれ疲れのせいか?お酒が回るのが早く、かなり上機嫌で食事をしたのですが、ドルチェを食べた記憶がすっぽり抜けてしまいました...。
K「これ、私が本当に食べたの??」
夫「食べたよ、ご機嫌で」
全く思い出せません。。
こんな風に最近、断片的に記憶が飛ぶ、記憶喪失になることが生じてます。
この日は、帰宅後に着替えてお風呂に入った記憶もなく、目が覚めたら翌朝。
起きた瞬間、「パジャマ着てる?」「マッパじゃない(ホッ!)」「じゃ、昨日の服は?」「バッグは?」「財布はどこかに捨ててない?!」と、おもいっきり焦る。
驚いたことに、服は綺麗に畳まれ、バッグやジュエリーは定位置に戻され、素面の日常より整理整頓が整って身辺が整然としていた。
酔っ払っている方が、ちゃんと動けるのか?!
酔っ払い話はさておき、移転前の記念撮影。
これまでの10年間に後藤シェフはじめスタッフの皆さんにグラッツィエ(Grazie)!!!
そして新しい『Melograno』(メログラーノ)を楽しみに、これからの10年も愉しみです♡
*****プチッとオーストリア*****
今シーズンもお世話になったホテルから雪便り。
この時期にこんなに降るのは、珍しい!
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