
Menton☆レモンの街
<マルセイユ発バカンスブログ>
さて、やってきたMenton(マントン)の街。
美味しく食べたデジュネの後は、腹ごなし散歩。
青空の下、南仏らしいカラフルな街並みは、歩いているだけでも気持ちいい、気分が上がる♬
さて、マントンと言えば温暖な気候とレモンの名産地として知られ、La Perle de la France(フランスの真珠)とも称されています。
フランス随一のレモンの産地、特に香り高く濃厚な味わいのレモンが育つということで、街のあちこちにレモン&レモン。
お土産物屋さんの石鹸もレモン型。
今シーズン大豊作の我が家@セカンドハウスの無農薬レモンと食べ比べてみたいところ(^o^)
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1946.html )
我が家の放任主義なレモンと比べると大ぶりな印象のマントンレモン☆
そんなレモンの街・マントンといえば、毎年2月〜3月に開催されるレモン祭り(Fête du Citron)も有名ですね。
レモンやオレンジを使った巨大なオブジェやパレードが街を彩る様子のカーニバルは、よくニュースで目にします。
ちなみに今年は、2月15日から3月2日まででした。
レモンタルト(Tarte au Citron)、レモンリキュール(Limoncello)、レモンジャム、レモンジュースなど、街の至る所でレモン由来の色々を気楽に楽しめます。
そこでぶらり私達が立ち寄ったのは、『Maison Gannac』というお店。
お店には有機栽培のレモンをはじめ色々な柑橘フルーツと、それを使ったジャム、シロップ、リキュール、チョコレート、石鹸、香水など多彩な商品ラインナップ。
あれこれ試食、試飲もできました。
公式サイトによると、Maison Gannacは、環境保護と地域の生物多様性の維持にも力を入れているそうで、その高品質なレモンは、香り高く自然な甘みが特徴で、苦味が少なく、皮には豊富な精油が含まれてると。
またフランスではそう珍しくなくなった柚子。
レストランやスイーツにもよく使われています。
ショッピングの後も気ままに街歩き。
遠い記憶ですが、かつて訪れたニースやモナコに比べると、マントンは落ち着いた雰囲気で、のんびりとした時間が流れているように感じました。
これまで私の中では、コート・ダ・ジュールと言ったら、便利な大都市ニース、映画の街カンヌ、エレガントなモナコ、セレブのサントロペ、ピカソが愛したアンディーブという感じでマントンはスルーな感じだっただけに、こうして訪れてみたら、なんだか住みやすそうで。
人気南仏スイーツTarte Tropézienn(タルト・トロペジェンヌ)が美味しそうなパティスリーや、パテなどのお惣菜店など、どのお店も明るく綺麗で素敵に見える。
パテ好きとしては、ここに暮らしたらまずはこのお店の pâté de campagne(パテ・ド・カンパーニュ)を食べるぞ☆なんて妄想。
山と海に囲まれた街並みは、カラフルな建物と青い地中海のコントラストが美しく、絵画のような風景のマントンです。
******プチっとパリ*****
来る3月15日・16日に旧ピエール・カルダン美術館で「Salon du Vintage」が開催。
ラグジュアリーなファッション専門店60店舗が集結。
今回の特別企画はCELINE(セリーヌ)の1970年代を振り返る未公開の展示「Héritage Céline」(セリーヌの遺産)展も。
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