Miraval Rosé と鳥彦☆
ディンドンダンドン♬(フランスの某クイズ番組効果音)
K「問題。フランス人は1年間にロゼワインを何本飲むでしょ〜か?」
夫「3本」
K「は〜っ??それ真面目に答えてる?ジャポネな私達だって1年に10本以上飲んでるよ。ってことはだね、1人5本は飲んでるよ。バカンス中のフランス人にとってロゼは水みたいなもんでしょ〜。もう1回考えて!ディンドンダンドン」
夫「3本」
(せっかくの司会者の優しさも無視して答えを変えないとはバカものめ!)
K「正解は、フランスでは1人年間21本(21.6本)を消費してます!あとでその記事を見せてあげます」
そんな話をしながら届いたワインを開けてセラーにしまう。
届いたのは、ワイン好きロゼ好きの方にはお馴染みであろうなフランス・プロヴァンス地方のMIRAVAL ・JOLIE - PITT & PERRIN(ミラヴァル ジョリー・ピット&ペラン)のロゼワイン。
ハリウッドスターなブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのワイナリーということで、あっという間にその人気が広まったMIRAVAL(ミラヴァル)。
私も飲むきっかけはそんなミーハー心からでしたが、実際に好きな味でコスパも高く感じるので毎年買うようになりました。
(今回もこうして6本買っているのだから我が家の今年のロゼ消費量は1ケース軽くクリア?!)
K「あれ、でもブラピたちって離婚してるよね。ワイナリーの所有権はどうなってるんだろ?」
「ま〜、私だったら財産分与でワイナリーは欲しいって主張するかな」
夫「くれてやる。ワイナリーの維持、経営は大変だから俺はいらない」
K「じゃもらうよ」
(ちなみに調べてみると今年1月時点ではブラピ&アンジーお二人の所有になっていました)
そんなワイナリー所有物語から離婚訴訟まで妄想しつつ、今夜このロゼに合わせたメニューは鶏肉。
美味しい鶏が食べたい!となった時、買いに行くのが港区白金の白金商店街にある鶏肉専門店『鳥彦』(トリヒコ)。
完全無農薬の国産肉 つくば若鶏「つくば茜(あかね)」肉をお店のご主人が見事な職人技で一羽丸ごと解体して販売しています。
夕方には売れ切れになってしまうことも多いので、なるべく午前中に。
まるでフランスの鶏みたい!と初めて食べた時に感動しました。
それもそのはずで、つくば茜鶏はフランス原産のレッドブロー種がルーツなのだそう。
弾力のあるプリプリした肉厚且つキメの細かい肉質で、味しっかりで旨味たっぷり。
塩胡椒で焼くだけでとても美味しいのです。
一度クリスマス時期にローストチキンのために一羽欲しいとお店のご主人に相談したのですが、
「うーん、それはちょっと難しいよ。茜鶏は大きいから一羽丸ごとはオーブンに入らないかも?それに食べきるのも大変だよ〜」と。
実際見せていただいた茜鶏は本当に大きかった!
なのでこちらで買う時は、胸肉2枚、モモ肉2枚ぐらいです。
先日は玉ねぎを一緒にオーブンでロースト。
塩胡椒の他に使ったのは、いつもパリのお土産で買ってくるバスク地方の唐辛子「ピマンデスペレット」(Piment d'Espelette)パウダー。
このブログでも度々触れている「ピマンデスペレット」ですが、バスク地方エスペレット村の特産品です。
バスク地方を旅行すると干し柿のように軒先にぶら下がっている光景を目にします。
ジャンボなトウガラシなような形ですが、適度な辛味はあるものの甘味と香りがよく、トウガラシよりはパプリカみたいな感じ。
生ハムにかけたり、チーズに添えたりは当たり前。
驚いたのは、現地ではワインに入れることもあるとか?!
家ごはんのポテサラやパテに添えてもイケる。
こんがりと完成。
ジューシーで旨い!
そして今夜も胸肉。
フライパンでじっくり焼きまして、皮パリパリに。
焼き上げた鶏肉をフライパンから取り出して、休ませている間にソース作り。
フライパンに残った脂を捨てて(茜鶏はかなり脂が出ます)レモン汁とバターのみで作る簡単ソース。
カメラ曇る…。
熱々ソースを鶏にかけたらボナペティ。
レモンの酸味とバターのコク、鶏の旨味が溶け込んだレモンバターソースで茜鶏を楽しみました。
ブラピ&アンジーのロゼワインにもよく合いました♡
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パリの1枚
有名な広々とした公園も素敵ですが、小さな公園も味がある。
おばちゃんになったらこんな風に近所の小さな公園で静かに過ごしたいな…。
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