
とろ〜りMoelleux Au Chocolat☆
また来てしまった…。
何か新作があるかな?と最近は冷凍庫スペースが開いたらそこを埋めるべく、、立ち寄るようになった冷凍食品専門店“Picard”(ピカール)。
ミニバーガーが美味しいと評判も聞いてますが、確かにこのベーグルやワップのミニシリーズは食べるボリュームを調整しやすいのも良さそう。
いつも通りいくつかのスープとピザを選んだところで今回初めて?デザートを買ってみることに。
これまで何度も来ているピカールですが、デザートはアイスケーキぐらいしか食べたことがありませんでした。
理由は明瞭。ピカールへ行くまでに、またはその帰りに他のパティスリーに立ち寄ってしまうから。。
寒っ!と思ったこの日、選んだのは“Moelleux Au Chocolat”(ムワルー・オ・ショコラ)。
中からとろ〜りと塩バターキャラメルが出てくる、その美味しそうなパッケージに惹かれ♡
一箱に2個入り。
ピカールお料理編ではかなり適当な私ですが、デザート編となると話は別。
真剣です!
K「調理説明に忠実に(って温めるだけ)オーブン前からも離れませんよ!」
夫「威張ってるけど、、それって普通のことじゃないの…。説明無視、オーブンに入れたまま放置する君がオカシイ!!」
そうこうしているとあっという間に焼き上がり、完成。
キッチンに広がった甘〜い香り。
まさかとは思うがトロッとクリームが出てこなかったらどうしよう?!と、ほんの一瞬の緊張が走る。
ちょっとドキドキしながらナイフを入れるとパッケージ通りとろ〜りとソースが溢れ出ました。
もちろん熱々!
そう、ピカールの良いところはパンでもこういう焼き菓子でも出来立て熱々をいただけること☆
料理もデザートもどんなに贅沢な作りでも美味しさマックスの瞬間を逃してはその美味しさ半減。
ところで以前からぼんやり疑問に感じているのが、このMoelleux Au Chocolat(ムワルー・オ・ショコラ)と一般的に慣れ親しまれているフォンダンショコラ(Fondant au chocolat フォンダントショコラ)の違い。
簡単に調べてみると、
「フォンダンショコラはチョコレート、卵、砂糖の量がムワルーより多く小麦粉は少なめ。また低温度で時間をかけて焼き、口当たりはシルクのようになめらか」
「ムワルーはフォンダンショコラに比べて小麦粉が多めで卵は少なめ。焼き時間は短めでムワルー(=ソフト、ふんわり)な焼き上がり」
このへんは今度改めてパティシエールMちゃんに尋ねてみようと思います。
さて、ここ1年ぐらい冬のパリで「これは!」と記憶に残ったフォンダンショコラと言えば、ビストロ“Carbon”のもの。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/3carbon.html )
そしてもう一つ、塩の花の塩気が一層チョコレートの甘みを引き立てて美味しかった“Au Petit Panisse”もの。
私の中ではフォンダンショコラもムワルーオショコラも寒い日、冬のデザート♡
本格的な春が来る前にもう少し楽しみたい!
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