
Monoprix☆初めてのreading glasses
<パリブログ:Paris Quotidien>
うっ、、見えない、読めない。。
パリの家は、どの部屋も間接照明で日本の自宅と比べると照明は暗めということもありますが、特に夕方になるとスマホや本の文字がボケけて読みづらくなりました。
それは老眼。
数年前から手元の文字がちょっと見えづらいな〜とは感じていたものの、眼科へ検診に行くと、いつも行くのは午前中、しかもそこでは煌々とした照明の下での検査のせいか、視力はしっかり出てしまい「老眼鏡、まだ必要ないでしょう」の診断。
なので自宅で夫のメガネのお下がりを置きメガネとして時々使っていました。
そんな置きメガネを東京に忘れてしまい、楽しみにしていた本『アマテラスの暗号』(伊勢谷武 著)が全く進まない。
どこか心の中でまだしっかり老眼鏡はかけたくないなぁとも思っていたけれど、こう本が読みづらく、毎回ブログでも誤字脱字があることを思うとreading glassesは必要だわ!と痛感。
パリには素敵な眼鏡屋さんが多いし、オシャレなやつ買っちゃおう!
ついでに夏のバカンス用サングラスも新調したい♬
でも、いざ眼鏡屋さんをあちこち覗いてみると、鼻が低く平たい顔族の私に合うメガネって少ない@パリ?!
鼻に合ってもデザインが好きになれずで選べず。
ある日、ぶらりスーパー『Monoprix』(モノプリ)でショッピング。
レジ前にあったのは、メガネ。
え?もしや老眼鏡。
レジ待ちの5分ぐらいの間に遊び半分でかけてみたメガネに一目惚れ!?
メガネ探しをしがらちょっと気になっていたのが、私としては珍しくメタルフレーム。
大きめでも軽く、エレガントで、ちょっとインテリ風なメタルフレームのものが欲しかったのです。
かける前は絶対似合わないと思っていたのですが、トライしてたら意外と顔に合うかも!?な新鮮な驚きも。
というわけで、リムはピンクゴールド、テンプル(ツル)部分はベッコウのreading glassesを買いました。
自分用に買ったのは初めてなので、My first reading glasses♡
もうちょっとちゃんとしたものや、出先にも携帯できるものは、日本で改めて平たい顔に合うものを探したいと思っています。
そして早速、夕方かけてみたら読書(『アマテラスの暗号』(伊勢谷武 著)がスイスイ進みました。
本作のネタバレあらすじは割愛ですが、歴史好きでミステリー好き、昨年伊勢神宮を訪れたことと物語の背景が重なり、文体の読みやすさもあってすぐに読みきりました。
この本を読むまで全く知らなかったのですが、学術的には認められていませんが、「日ユ同祖論」説が古代ロマンをそそり、大変興味深かった。
ざっくりと言うと「日本人と古代イスラエル人(ユダヤ人)は、もともと同じ祖先を持っている」
または
「古代イスラエル人の一部が日本に渡り、日本文化の一部を形作った」
という考え方です。
例えば、頭に布を巻く、手水、祭壇の形など神道の儀式とユダヤ教の儀式に似た点があること。
「ヤハウェ(神)」「ヤマト(大和)」など言葉に共通する響きがある。
古代の神器(三種の神器)が聖櫃(アーク)に似ている、等々。
今回読んだ小説もそれらを引用しながら、主人公ケンシ(元ゴールドマン・サックスのデリバティブ・トレーダー)が父(丹後・籠神社の第八十二代目宮司)の死の真相を探るというお話でした。
*****プチッとトーキョー*****
自宅キッチンのシンクからちょうど見えるのが、お隣りさんの立派な桜。
ちょうど満開で、洗い物をしながらのお花見タイム☆
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