古民家ベーカリー☆MUGIFUMI
今日からまたしばらくは冒頭に撮りだめなパリの1枚を。
パリでママチャリを初めて見た…!
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セカンドハウスに向かう途中にちょっと遠回りで立ち寄ったのは、美味しい!とその評判を聞いていたパン屋さん「麦焼処・麦踏 (MUGIFUMI)」(ムギヤキドコロ・ムギフミ)。
場所は、神奈川県小田原市江の浦の「天正庵跡」にある古民家を改装したお店。
説明によると「天正庵」は、1590年(天正18年)豊臣秀吉が千利休に命じて大野五郎兵衛の屋敷内に茶室を設けたところと。
この界隈を時々ドライブで通りかかっていたものの、ここが秀吉ゆかりの場所だったとは知りませんした。
ん? 1590年、1590年、セン(1000)ゴク(59)オ(0)わる天下統一、豊臣秀吉じゃないか!
と日本史を思い出せば、ここは小田原。小田原と言えば北条氏。
天下統一目前、秀吉が大坂から小田原・北条氏攻めに来た時に造った庵だったとは…!
バスの本数は少ないのできちんと時刻表を合わせないと電車&バスで来るのはちょっと大変かも?な場所ですが、道路を挟んだ向かい側の眼下には海が広がり、この時期は菜の花畑も美しく(と、またそんな風光明媚な1枚は撮り損ねたダメブロガー…)素晴らしいロケーションにある天正庵☆
その海を眺め「そろそろ天下取るでっ!」と秀吉も思っていたのかな?!
では、早速お店の中へ。(靴のまま上がってOK)
入った瞬間、タイムスリップしたように静かにゆっくり時間が流れるような古民家特有の空気感。
落ち着く。
古民家の維持管理は簡単ではないと思いますが、こういった歴史ある建物は長く残って欲しい。
各部屋を見ながら奥へ進み、突き当りの引き戸を引くと、美味しそうな香りに全身が包まれてしまった♡
ちょうどパンたちが並べられた頃(10時半くらい)で種類豊富。
いずれのパンにも「湘南小麦」という小麦粉が使用されているそう。
只今絶賛奥歯治療中なのでハードなパンはちょっと我慢した方が良いかも…と躊躇していると、お店の方曰く、ハードに見えるパンも実際は見た目よりも柔らかく食べやすいと。
K「オリーブパン♡」
夫「百年ちくわーるって!」
ハモったけれど、正反対のものを指差している…。合わない。
まだほのかに温かいパンをそのまま車の中で食べたいのをどうにか我慢して帰宅。
早速1つ食べてみることに。
夫「見てよ、これ!ちくわの中にカマンベールチーズが入ってるんだよ。旨いぞ百年ちくわーる!」
K「私のユズショコラも美味しい!」
柚子マーマレードにミルクチョコバー2本がサンドされ、パンは確かに見ためよりもソフトで仮歯が取れることもなし…!(笑)
ベーコンエピも結構硬いパンのイメージですが、こちらもややソフト。
スープ&サラダとともいただきました。
ずっしり重かったチーズフランスは、中にチーズたっぷりで感激。
オーブンで温めると焼きたての香りと優しい小麦粉の香りが蘇りました。
中でも私は甘酸っぱい片浦レモンクリームチーズが好きだったので、これはリピート確定。
他にもまだまだ食べてみたいパンがたくさんあったので今後も立ち寄りたい素敵な古民家ベーカリー「麦焼処・麦踏」です。
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