エスニック天国で、多国籍の味を堪能。パリのおすすめレストラン6選。
Paris 2025.10.06
さまざまな人種が入り交じるヨーロッパの大都市は、多国籍な味を楽しむのにもってこい。フランスから近い中東、アフリカなど、彼の地の料理をおしゃれにアレンジした逸品を狙って。
1
Eats Thyme
イーツ・タイム
[ 1区|パレ・ロワイヤル ]
スパイスを活用したカラフルなレバノン料理。
ノンストップで営業しているので旅人にもうれしい。テイクアウトも可能で、レバノンのスパイスミックスやシロップなども販売する。
レバノンとフランス、ブラジルで暮らしていたオーナーが、思い出の伝統料理に多国籍なアレンジを加えたレバノン料理を提案。>>Read More
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2
Gargouille
ガルグイユ
[ 9区|サウス・ピガール ]
陽光あふれる地中海がテーマ! ハーブ薫る料理を。
アールデコ調の装飾に、鏡と柔らかな光のランプが彩る空間は、フランスの洗練と地中海の開放感が見事に融合。
エジプト、レバノン、イスラエル、ギリシャ、イタリア、フランス......陽光降り注ぐ地中海の国々のエッセンスを凝縮した、シンプルでいて心躍る料理が並ぶ。>>Read More
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3
Taverna
タヴェルナ
[ 11区|バスティーユ ]
小皿で楽しむ、ギリシャの爽やかな味。
中央に大テーブルを置いた2階。シルバーのテーブルにギリシャ出身の画家アレコス・ファシアノスのリトグラフ、1970年代のアーティストの椅子と、細部までオーナー夫妻のセンスがあふれる。キュートなトイレも要チェック。1階はオープンキッチンとカウンター席がある。
ギリシャ&キプロス料理の専門店。リコッタチーズとフェタチーズを詰めたピキロス(赤ピーマン)、パンにトマトとフェタチーズをのせたダコス、エビとフェタチーズをトマトで煮たサガナキなど、地中海を彷彿させる新鮮な料理を小皿で提供。>>Read More
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4
Mắm
マム
[ 2区|サンティエ ]
ベトナム&仏の厳選食材で作る少数精鋭のメニュー。
淡いブルーの外壁がモダンな印象。25席ほどの小さな店だが、オーセンティックなベトナム料理が味わえると人気。
ハノイ出身のふたりが提案するベトナム北部の料理。2種のフォー、3種のボブン(米粉の麺料理)、前菜のネム(揚げ春巻き)とメニューは少数精鋭。>>Read More
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5
Adraba
アドラバ
[ 18区|モンマルトル ]
エルサレム出身シェフがレヴァント料理にフォーカス。
シックかつノスタルジックな雰囲気漂う店内。©Adraba
トルコやレバノン、イスラエル、エジプトを含む地中海東部沿岸地方、レヴァントの奥深い料理を楽しめる。シェフはエルサレム出身で、パリでイスラエル料理の認知度を高めたレストラン、バラガンの元スーシェフ。>>Read More
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6
Tarántula
タランチュラ
[ 11区|バスティーユ ]
モード界で話題! フレンチのエスプリを加えたメキシカン。
灯りを落とした店内をキャンドルが照らす。ファッション関連など業界人に特に人気で、深夜まで賑やか。ワインやカクテル、メスカルといったメキシコの蒸留酒も充実している。©Tarántula
2024年11月、インスタグラムでリリース後、あっという間に人気スポットに。シェフの出身地、北メキシコの料理にフランス料理の技法や食材を取り入れるなど、世界中を旅した経験を反映。>>Read More
●1ユーロ=約172円(2025年10月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、料理・サービスの価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。
*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋
photography: Shiro Muramatsu text: Chiaki Mitomi, Sakurako Uozumi