
Musée d'OrsayのLes six continents☆
☆パリブログ☆
年パス(年間パスポート)フル活用で通っています、『Musée d'Orsay』(オルセー美術館)。
特別展はもちろんですが、隙間時間にちょっと立ち寄って眺める常設展のお気に入り作品を眺めるひと時が私にとっては幸せなパリ時間。
<Pierre-Auguste Renoir:都会のダンス・田舎のダンス>
あら、ルドン(Odilon Redon)の作品がこの場所に移ったの?!
特別展等との兼ね合いもあってか(?)わりと展示場所が変わるので(私が方向音痴なだけな気もするが)その都度新鮮な気持ちで楽しんでいます。
見慣れた作品も展示される場所が変わると、その光や壁色、周りの作品との調和で印象が変わる気がします。
すっかり名物フォトスポットとなった大時計前。
今日は待ち時間無し、空いてる、天気良好、撮れる!と思った時は毎度撮影してします。
こんなに何度も撮ってて飽きないのか?飽きないよ〜!な自問自答。
時計越しに見えるパリの街、モンマルトルの丘にあるサクレ・クール寺院がキレイに見えた日はいつだって感動的だから。
合成添加物不使用、フルーツ感が濃厚でフレーバーの掛け合わせもユニークで大好きなジャム『Confiture Parisienne』(コンフィチュールパリジェンヌ)ですが、作品タイトルやアーティスト名がついたものは、お土産にもヨシ☆とミュージアムショップのチェックも欠かせぬオルセー美術館。
年パスのプライオリティ効果でいつもサーッと館内に入ってしまうものだから、美術館前の広場の銅像をじっくりと鑑賞することがこれまでほとんどありませんでした。
そう言えばここに並んでいる6人も、いつもサーッと眺めるだけで、一つずつ丁寧に観たことがなかったかも?!と思いながら近づいたのは、『Les six continents』(6つの大陸)という六大陸女性像。
元々は、1878年にパリで開催された国際博覧会、パリ万博の開催記念として作られ、トロカデロ庭園に金メッキが施された状態で設置されたものだそう。
当時の有名彫刻家6名によるヨーロッパ、アジア、アフリカ、北米、南米、オセアニアを象徴した像なのです。
「背中好き」という言い方もなんですが、、バックコンシャスなドレスが好きな私としては彼女たちの後ろ姿にも興味津々。(逆光で上手く写せず…↑)
クイズ気分で、まずはタイトルを見ずにそれぞれどの大陸女性なのか当てっこにトライ♬
<L’Europe(ヨーロッパ):Alexandre Schoenewerck>↑
ギリシャ神話テーマの絵画に出てきそうな。
<L’Asie(アジア):Alexandre Falguière >↑
日本髪?なヘアスタイルからしてやはりこの方はアジア。
<L’Afrique(アフリカ):Eugène Delaplanche>↑
カゴにたっぷりのフルーツを抱えて。
<L'Amérique Nord(北米):Eugène Hiolle>↑
なにやら武器のようなものを手に勇ましい様子。
<L’Amérique du Sud(南米):Aimé Millet >↑
足元にパイナップルなどの果物が。
<L’Océanie(オセアニア):Mathurin Moreau>↑
伴う動物はワラビーっぽいかな?!
なんとなくイメージできる6人の女性でしたが、作られた当時の金メッキ金ピカ状態ではまた随分と今とは印象が違ったことでしょう。
今後はここに来るたびにちゃんと挨拶しま〜す!と誓って美術館を後にしました。
*****おまけのジャポン*****
昭和な喫茶店でシナモントースト。
夫「あんまり美味しそうに見えないけど…」
K「茶色いしね。でも食べたら厚切り食パンがフワっとモチっとで美味しかったよ。日本の食パンは外国ではなかなかいただけないもののひとつ」
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