
Night & Day @山岳リゾートLech
ホテルのあるチュルス村のお隣り「Lech」(レッヒ村)には15分間隔で無料シャトルバスが毎日運行してます。
いくつもの村、ゲレンデを結んでいるバスはスキーヤーには重要な交通手段。
うっかり間違って滑り降りた先で帰り方がわからないとか、もうリフト運行終了でゲレンデ伝いには戻れない…そんな時にはバスが一番。
そのバスを利用して私達はディナー前のお散歩ショッピングに出かけています。
乗り降りもすっかり慣れたもの(^_^)v
レッヒ村の光景もこのブログではすっかりお馴染みですね。
村の真ん中には川が流れ、
川に沿ってお店が立ち並んでいます。
一際眩く目立っているのが、スキー関連グッズがほぼ全て取り揃うデパートのような「Strolz」(シトローツ)。

スキーウエア&ブーツ、ファッション、雑貨、アクセサリーなど色々。
あれ?このアイテムはパリで40%オフなセールだったような。
と、世の中がおもいきり冬物ファッションセールですが、ここは今がシーズンど真中なのでセールは無し。
冬物セールは春だそう。
と思うとね〜、ファッションショッピングにはそそられず。
民族衣装コーナーもあり、伝統的なものから今風モダンにアレンジされたデザインもあるので、その場で一瞬欲しくなります。
ホテルスタッフの皆さんも着用しているその民族衣装は、雪山の雰囲気に合っていることもあってとても可愛く見えるのです。
バストコンシャスなデザインで、デコルテ・胸の谷間をアピールするにはもってこい?!
と思うと、貧な乳な私には似合わない(T_T)
それぞれの国の民族衣装は、その国の人の美しさをより強調するようにできていると感じます。
例えばベトナムのアオザイは細くくびれたウエストライン、着物はうなじかな?!
ほとんどのお店が18時閉店。
スキー後にランチ、スパ、エステ&マッサージなどをしていると18時前にゆっくりショッピングはなかなか難しいのですが。
ヨーロッパの中でも屈指の高級山岳リゾート地のレッヒらしく、ゴージャスなホテルも多数です。
コロナ禍にリニューアル、新規オープンのホテルも続々な様子でちょっと驚きました。
誰も入っていない温水プール…。露天風呂のノリで入りたい!
とにかくレッヒは、チュルスよりもずっと大きな村なので人も街も派手に賑やか。
オープンカフェ&バーは、大音量ミュージックが流れ、みんなスキーウエアのままで踊る、飲む、踊るなディスコ状態。
とは言えその賑わいもコロナ前に比べると、まだ完全には戻っていない?!
なんだろ、このイグルー?と中を覗いてみるとバーでした。
若い人達、ちびっ子達は日没後も運行しているソリ用ゲレンデで遊んでます。
ヒャッホーー!!な歓声を上げなら楽しそう。
わけーな。。
スキーでヘロヘロな私にゃソリで遊ぶ余裕なんて1ミクロンもない。
マイナス気温でとても寒いけれど、全てが非日常なリゾート地の雪国散歩は楽しい。
村の端にコロナ前にはなかったモダンな建物ができていました。なんだろう。
小高い丘を登ると村のシンボルの教会。
3年ぶりのお参り☆
例年こうしてスキー後、日没後に訪れることが多いレッヒ村なので、知るのは夜の様子ばかりでした。
でも今年はちょっとのんびり滞在ということで日中も散歩する機会があって新鮮な気分でぶらり。
日没直前に村のシンボル「オーメスホルン山」を見れたことに感激。
(実際より暗く写ってしまいました)
夜になると焚き火が焚かれる地球儀。
バスやタクシーを待つ間の暖かスポットです。
日本を見つけてしばし望郷。
オーストリアの日常が垣間見れるスーパーでのショッピングが一番楽しい♬
「milka」(ミルカ)はパリでも普通に買えますが、ここレッヒ 、オーストリアはさすがなライナップ!
ここにいたらNutella(ヌテラ)よりミルカでしょ〜。
去年のスイス・ルツェルン旅行をきっかけに好きになったのが、仔牛のソーセージ。
パリで容易に買える白ソーセージと言えば、boudin blanc(ブーダン・ブラン)。
でもそれは豚肉、鶏肉のものが多く、近所のスーパーでは仔牛肉のものが見当たりません。
さすがオーストリア、たくさんあるね〜と感激。
こうしたパリのスーパーとの違いのあれこれが面白いのです。
EU圏内なら肉類の持ち込み可なの?!
ホテルの人に確認してOKならパリにいっぱい持ち帰ろう♬
持ち帰りたい、お土産にしたいと言えばパン。
とは言えパリにはパリの美味しいパンがあるので滞在中に楽しむと割り切るべし?!
以前も書いてますが、一番好きなドイツ系パンはプレッツェル。
そのプレッツェルと同じラウゲン液(水酸化ナトリウム水溶液)に浸して焼かれる『Laugenbrötchen』(ラウゲンブロートヒェン)は、形状のせいかプレッツェルよりもっちり食感。
ホテルで毎食食べてるのにちっとも飽きず、今回のバカンスをきっかけにプレッツェルより好きになったかもと感じる「ラウゲンブロートヒェン」♡
そしてもっと本気で知りたくなったドイツ・オーストリアのパン事情。
パン屋さんではなく、スーパーの一角のパンコーナーなのに、その種類と雰囲気に圧倒されること度々で。
思わず世界一パンの種類が多いのはどこ?と調べて見ると、どうやらドイツ。
大型のパンは300種類以上、小型パンは1200種類を超えると言われ、ドイツのパンは世界でもっとも種類が多いと言われているそう。
興味ある単語は覚えられそう?というわけで、来年までにドイツ語パン単語を覚えますっ(ホントか!?)
と言うわけで、今日も「ラウゲンブロートヒェン」をバターたっぷりで。
To be continued☆
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