Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

迷宮都市の" osteria alla staffa"(オステリア・アッラ・スタッファ)

つい1本買ってしまった・・・。

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春先、テレビで流れていたマーク・ジェイコブスとコカ・コーラライトのコラボCMが

面白かった。

(YouTubeでもCoca-Cola light and Marc Jacobs: Three Decades Filmで見れます)

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これまでもジャンポール・ゴルチエやカール・ラガーフェルドなどの著名デザイナーと

のコラボしていたけれど、普段コカ・コーラは飲まないために「へ~」で終わりでした。

が、このマークのものは、80年代、90年代、00年代と3種類あり、

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どんどん変わるファッションの中で、そういえば厚化粧で肩パットもりもりの

時代ってあったよね~などと思い出させてくれるのCMも面白くて、遅ればせながら

昨日スーパーで見かけた際に買ってしまったという訳。 (買ったのは90'Sバージョン♥)

 

 では、今日もまたバカンスブログをプレーゴ☆

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迷宮都市ヴェネツィア。

方向音痴の私には本当に何度同じ道を通ってもココ初めてきた?に感じる。

でも道に迷ってもあまり不安に襲われないのは、やはり比較的治安も良く、

みんな親切だから?!

道に迷いながらも周りのちょっとした景色に癒される。

花がキレイ!空もキレイ!と。

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が、本気で迷ってしまったのはディネの予約をしていた"osteria alla staffa"

(オステリア・アッラ・スタッファ)へ向かう途中。

レストラン目指して歩いていたら最初に歩き出しした大運河岸辺に戻ってきてしまった。

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K 「プププ、笑っちゃうよね~。こういうのをキツネにつままれたって言うのかな。」

夫 「呑気なこと言うなよ。予約時間過ぎてるよっ。」

K 「大丈夫だよ、イタリア人は時間にルーズだから。30分遅れは遅刻じゃないでしょ。」

夫 「また無責任な発言を。その根拠のない余裕をかますところが許せない、もー!

人気店だからキャンセルされるリスクもあるんだぞ。」

と、お腹がすいてることも重なってピリピリするので、小走りで本気でお店を探すために

再び迷宮へ。

 

あった!

地元っ子たちが外で一杯やっていて一際賑やかな雰囲気。

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ボナセーラ♪ 遅れてすみません。

と中に入ると、キッチンには日本人らしき方が。

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驚きましたが、こちらで数か月前からシェフとして腕を振るっていらっしゃるのは日本人の

本間真弘さん!

とても明るい笑顔が印象的☆

私の勝手な統計?によると、日本人でもイタリア人でもイタリア料理のシェフは初対面でも

気さくで元気で明るい方が多い。

難しい顔してストイックな雰囲気で、「ン~楽しんでいただけましたか?」と田村正和チックな

シェフに会う確率は低い。

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どんなお料理なんだろう?と期待しながらメニュー選び。

まずは、それぞれ前菜の盛り合わせをオーダーすることに。

少しずつ色々はやっぱり楽しい☆

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左上のガラスで蓋をされたものは、燻製されたエビ。燻製煙の香りがとてもイイ♥

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手前は蜘蛛蟹、右上はわかりにくいですが実はウナギです。

ヨーロッパのウナギは時々泥臭さかったりするからな・・・と、ちょっと及び腰。

夫に最初に一口をあげると、「うまい!!」と。

「ホントだ!!肉厚で美味しい♪」(もうあげない!)

今年は日本のウナギはどうかな?と思いながら前菜完食。


そしてワインですが、今回のバカンス中はよく飲みました★

もちろんイタリアワイン、ヴェネト州のワインを中心に。

パリや東京でなかなかお目にかかれないイタリアワインが多く、連日とても美味しかったです。

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 しっかり冷やしても華やかな香りと味★

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で、セモリナ粉ラブ♥な夫婦としては、とにかくパスタは大好物。

メニューを選ぶ時はまずはパスタ欄をチェックです!

こちらはイカとボッタルガのパッパルデッレ。

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私は「ビゴリ」の言葉を見つけた瞬間、具やソースに関係なく絶対ビゴリ!と決めて

おりました。

それはウサギ肉のカルボナーラで登場。

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とてもとてもエレガントなカルボナーラでした。

どちらかというと普段はあまり食べないカルボナーラをこんなに美味しく食べれたことに感激。

パスタのアルデンテ感は最高でした。

 

こちらのドルチェはパンナコッタ。

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どうでもいいけど、夫はパンナコッタ好きなのでよくオーダーしている。

でも必ずその際に「何かソースがかかってますか?」と確認する。

苺やラズベリーなどのソースがかかっていると頼まない。もしくはソースをかけないでくれ、と。

パンナコッタにソースは不要!なポリシー。らしい・・・。

私はリコッタムースを。苺のソースたっぷりで♥

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店名の"staffa"(スタッファ)とは馬の鐙(あぶみ)のことで、昔は厩(うまや)だったのだそう。

かつては材木の運搬に馬が使われいた名残りで、お店は自体は古くからあるそうです。

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最初から最後までとても美味しくいただきました。

また是非お邪魔したいお店です。

<2013年7月4日追記>

このお店は残念ながら2013年夏で経営者が変わり、スタッフも入れ替わるそうです。

秋には本間シェフはヴェネツィアの新しいお店に移られるそうです。

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<INFO>

osteria alla staffa(オステリア・アッラ・スタッファ)

Castello calle Ospedale, 30122 Venice, Italy

0415239160

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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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