
本場ハノイのPho Thin(フォー・ティン)
滞在ホテルのソフィテル レジェンド メトロポール ハノイの朝食は想像どうりバラエティ豊か。
でもせっかくこの街に暮らすMちゃんと一緒なので、ローカルな朝食へgo♫
わわわ...!
暴走族じゃないです。って見ればわかる...。
スーパーカブに股がって朝の(終日かな...)ラッシュアワーの光景は、10年前に見たハノイの
光景と変わらず。社会の教科書に載ってたそのまま。
最初はその集団移動のような迫力に圧倒されて横断歩道を渡るのもドキドキですが、
そのうち慣れるとオートバイの方が歩行者を避けてくれることがわかるので、横断歩道で
なくても強気で渡れます(*^^)v
とにかく道路がうるさく、すごい喧噪。
落ち着かない...と思ったものの、この雑多で賑やかで忙しい雰囲気にどんどん慣れてしまうそう。
そういう私も初日こそドキドキしたり、交通事故でここで呆気なく死ぬな私...
なんて思ったものの、慣れちゃうとクラクションを鳴らされても、「は?なによ?」ぐらいで
道路横断にも余裕が出てきました。
こうして朝から賑やかな街を抜けてやってきたのは、フォー専門店"Pho Thin"(フォー・ティン)。
ベトナム料理のお馴染み人気料理のフォーですが、そもそもは北部生まれでここハノイが本場。
他の東南アジア諸国と同様にベトナムも朝食から外食する習慣があり、仕事前にフォー屋さんに
立ち寄る人も多く、朝からお昼ぐらいまでの営業が多いそう。
店前の大鍋ですごい早さで作れてられてゆく様子にしばし釘付け(@_@)
そのうちに後ろから来た人に席を奪われてたり、、ここじゃボーッとしてたらダメ!
ところで、米粉麺・フォーといえば、牛肉のPho Bo(フォー・ボー)と鶏肉の Pho Ga
(フォー・ガー)。
鶏ガラスープのフォー・ガーはクセがなく食べやすく、フォー・ボーの方は載せる牛肉によって
色々な種類がありますが、麺に薄切り生肉を載せ上から熱々のスープをかけたものが一般的。
牛骨スープのフォー・ボーは、味がしっかりしている分ライムの酸味やシャキシャキのもやし
が良く合います。
南部のフォー屋さんでは、いろんなソースや調味料が添えられるそうですが、北部はライムと
唐辛子ぐらいのお店が多く、シンプル☆
あとは甘い"Tương đen"(トゥオンデン、黒い醤)というソースぐらい。このソースがなかなか美味。
今回知ったことの一つに、ベトナムは南北に細長い国なので、気候の違いや地形の違いが大きく、
人種や食文化も多様なこと。
パリで食べたあれ、TVで見たあれ!と思ってもハノイ料理ではなく、容易に見つからなかったり。
私達がやってきたこちらのお店は、牛肉のフォー・ボーの有名店で、メニューは軽く炒めた
牛肉を載せたフォー・ボー・タイランの1メニューのみという潔さ。
創業30年の人気店で店内は満席☆
表面いっぱいに覆っているのは、パクチーではなく青ネギ。
パクチーがやや苦手な私にとっては青ネギたっぷりで嬉しい!
オプションで油条(揚げパン)をつけることができ、1本いただきました。
スープにつけながら、ちぎって中に入れて食べましたがスープとの相性も良く美味でした(●^o^●)
ところで、ちょっと気をつけたいのがこういうローカルフード店での食器。
道路に面しているお店が多く、その道路では先程のようにオートバイなどがすぐそこをガンガン
走っているので、置かれている箸や食器が汚れていることも普通にあるそう。
「ゲッ!汚い!」というものに遭遇していませんが、食べる前に箸や取り分けの食器などは
卓上のペーパーナプキンやティッシュで軽く拭くのが現地流。
外国人が日本に旅行に来て電線とか自動販売機の数に驚いたりすると聞きますが、私も
ベトナムに来てその電線にはちょっと驚きました。
配線のこんがらがりは日本の比じゃないよーー。
絡まったネックレスのチェーンみたいになってる...。
K「停電とかしないのかな?」
M「するよ」
K「だよね...」
ちなみに、ベトナムではフォーをすすったり、器を持ち上げてスープを飲んだり、は基本NGで
レンゲのようなスプーンに麺や具を載せて音を立てずに食べるのがマナーなのだそう。
それにしても本場と言われるだけに、ハノイの、Pho Thin(フォー・ティン)のフォーは
とっても美味しかったです(●^o^●)
おまけの「う〜ん♡ジューシー!」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-946.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Pho Thin(フォー・ティン)
13 Lò Đúc, Ngô Thì Nhậm, Hai Bà Trưng, Hà Nội, ベトナム
ARCHIVE
MONTHLY