女神に逢いに行く☆
ニューヨークに来たからには逢いに行かないと!な人(?)といえば「自由の女神」。
K「行こう!」
夫「いいけどさ、自由の女神ってリバティアイランドにあって逢い方も色々あるんだよねぇ。そもそも島に上陸したい?女神に登りたい?すごい人だと思うけど」
K「人混みはパス!登ったら女神が見えないから登らない。人に紛れずに正面からご対面したい」
夫「じゃ、サークルラインだな」
K「なにラインでもいいから早く女神に会わせて〜!」
と言うわけでやって来たのが、フェリー船に乗って観光クルーズをする“Circle Line Sightseeing Cruise”。
空母イントレピッド博物館の近く、12th Avenueと42nd Streetにあるピア83から出航しています。
3階建てのなかなか大きなフェリー船です。
事前にネット予約をしておきましたが、クルーズコースは5種あります。
(早くも写真撮りまくり…)
①ベストオブNYCクルーズ(所要時間2時間半)
②ランドマーククルーズ(1時間半)
③ハーバーライトクルーズ(2時間)
④リバティクルーズ(1時間)
⑤スピードボート ビースト号(30分)
私達は②の1時間半コースで、プレミアムな最上階を予約。
クルーズはブルックリン・ブリッジ、マンハッタン・ブリッジ、ウィリアムズバーグ・ブリッジの3つの橋をくぐり、イーストリバーからクライスラービルディング、国連本部を見れる辺りまで上り、ルーズベルトアイランドの手前でUターンするというコース。
天候を心配したものの、さすが晴れ女(?!)驚きの快晴の空の下でのクルーズとはラッキー♬
動き出した途端マンハッタンの高層ビル群が広がり、またまたThe NYな景観。
風が気持ちいい!
3階にはバーもありドリンク片手にゆったり気分のクルーズ。
些細なことですが、、比較的席数の少ない3階はお手洗いも綺麗。(でもこれって重要)
観光クルーズと言うと、スピーカーから流れる観光解説は台本のような杓子定規なもので、テープを流すところも少なくないと思うのですが、このクルーズはラジオDJをされている方が乗船しての解説なので通り一辺倒ではなく、語り口がノリノリ、ユーモア満載。
そのアメリカンジョークはアメリカ人にはいちいちツボなのか?みんな大笑い。
どこが面白ろポイントなのかわからない大和撫子ケーコが感じるアウェイ感ハンパねー!とも感じたけれど、もっとNYのこと、アメリカのことを知りたくなった瞬間でもありました。。
いた!
いました、Statue of Liberty、自由の女神!
正式名称はLiberty Enlightening the World(世界を照らしている自由)。
自由の女神は街中とか川辺にあるイメージですが、実際にはマンハッタンではなくスタテンアイランドやガバナーズアイランドが浮かぶハドソン川下流にあるリバティアイランドにそびえています。
そして引いて見るとびっくりですが、蟻サイズで島にたくさんいる人、人、人。
人混み嫌いな私としては、改めてサークルラインで来てよかった…と思いました。
ご存知の方も多いと思いますが、自由の女神像はアメリカ合衆国の独立100周年を記念して、独立運動を支援したフランスから贈呈されたもの。
フランスで1884年に完成し、分解して船で運搬され、1886年に除幕式が行われました。
王冠の7つの突起が7つの海と7つの大陸に広がる自由を象徴☆
素晴らしい天気の中、女神に逢えてよかった!
にょきにょきそびえるビル群の中でもひときわ目立つのがワン・ワールド・トレード・センター、テロで崩壊したツインタワーの跡地に建てられた建物です。
その高さ541メートル、全米一の高さです。
今回度々渡ってすっかりお馴染みになった感のあるブルックリン橋。
DJさんの観光案内によると、その建築様式はネオ・ゴシック様式で二つの橋塔は石灰石と御影石でできていると。
車の行き来に加えて、毎日4000人以上の歩行者と3000人以上のサイクリストが橋を渡っているそう。
10年前、20年前を知ってる夫に言わせるとマンハッタンのスカイラインはだいぶ変わったそうで、特にミッドタウンには細く高〜いコンドミニアムが増えたと。
1時間半のクルーズを爽やかな川風に吹かれながら満喫しました。
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おまけのパリ。
パリのセーヌ川グルネル橋のたもとにある自由の女神像はNYのものと比べると小さいけれど、雰囲気美人。
女神像のモデルは、設計者のフランス人彫刻家フレデリック・バルトルディの母親だそう。
リュクサンブール公園にあった自由の女神像はオルセー美術館に移され展示されています。
国立工芸技術博物館にも女神像が。
と思うとパリにはいくつもの女神像がいますね〜。
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