シリル・リニャックのパン☆
このブログには度々アップしているCyril Lignac(シリル・リニャック)のパティスリー&ショコラトリー。
いずれもアパルトマン近くやパトロールエリアに点在しているので、ふらっと立ち寄れる身近な存在。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/6la-chocolaterie-cyril-lignac.html )
買うのは専らケーキ、チョコレート、ヴィエノワズリー、ギモーヴ(!)だったのですが、友人Yさんから伺った6区のSèvres(セーヴル)店で今年の春頃からパンの販売が再開されたというニュースを思い出しました。
そもそもヴィエノワズリー以外にバゲットやカンパーニュなどのパンを販売していたことを知らなかったですし、というか目に入らず、どのお店に入ってもスイーツまっしぐらだったな…と。
と言うわけで、バゲットはじめパンを色々買ってみることに。
お店に入って少しすると可愛い店員さんが、ちょっと恥ずかしそうに
「こんにちは。いらっしゃいませ」
と日本語で話しかけてきました。
片言の挨拶だけでなく、パンの説明を上手に日本語で話す様子にびっくり。
どこで日本語を勉強したのか尋ねると日本には一度も行ったこともなく、学校へ行ってるわけでもなく、独学で主にアニメなどを見て勉強しているそう。
そんな彼女がいつか日本に行きたいです!と、まっすぐな瞳で話すもんだから、、嬉しくなってちょっとジーンときました。
いつか彼女が日本に来た時にがっかりすることなく、来て良かった、ますます日本が好きになった!と思ってくれたら嬉しいな〜、そのために何かちょっとでも自分にできることはあるのか?と思ったけれど。。
で、この日買ってみたのは、まずは外パリ中モチっとなバゲットとグリーンとブラックの2色のオリーブが入ったフォカッチャのようなpain bagnat(パン・バーニャ 上の画像の右端のパン)というもの。
バゲットは評判通りとっても美味しかった!!
また、「パン・バーニャ」とは元々は南仏ニースのパンだそうで、オリーブオイルを浸み込ませたしっとりしたパンで、そのパンでサンドイッチにするらしい。
(いずれのパン画像を撮り忘れ…)
こちらは、トマト&オリーブ、セサミ&イチジクにチーズが少し載ったパン。
トマト&オリーブパンにはカマンベールチーズを載せていただきました。
旨っ♡
セサミパンには栗の蜂蜜をちょっと添えて。
どちらのパンもモチモチ感が美味しく、小さいめな一人食べきりサイズ。
今回の1番のお気に入り、リピート確定は「フィグ・ショコラ」パン。
イチジク(フィグ)とホワイトチョコが練り込まれたもので、イチヂクのプチプチ食感と程よいチョコの甘さがパーフェクト(≧▽≦)
これは大小サイズがあったのですが小さいサイズを買ってしまい、こんなに美味しいなら大きめ(ラグビーボール級?)にすれば良かった〜と後悔。
とはいえ育ち盛りじゃあるまいし、大サイズをペロリといくのは…。やはりこのサイズだから食べきりOKなのだと思うことに。
そしてシリルに来たら必ず買ってしまうクイニーアマン。
買うたびに形も焼き加減も微妙に違う気がするけれど、それもまたよし。
そしてちびっ子のおやつとしても人気の「スイス」(Le Suisse)。
一般的なのはブリオッシュ生地でカスタードクリームとチョコレートチップをサンドした細長い形ですが、こちらのお店では四角く、チョコはチップではなく刻んで上に。
カスタード部分はクリームというよりフラン、プリンのようなテクスチャーで、ぷるっと食感でした。
他にもpain de mie(食パン)、pain de campagne(カンパーニュ)、pain complet(全粒パン)などなど美味しそうだったので、次回はまたヴィエノワズリーと合わせて楽しみに買ってみようと思います。
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