アリババの洞窟みたいなPharmacie☆
友人Nちゃんが敏感肌だとは聞いていたけれど、実は彼女のご主人の方がもっとお肌が弱く、「季節の変わり目やハードワークが続くとブワーッ!と肌荒れするんです」と。
そんなご主人が知人のススメで知ったのがフランスの薬局コスメ。
それを使い始めたら肌荒れが治り、とても調子が良いそう。
だったら私がパリで買ってきてあげるよ♬
と言う訳で初耳ブランドの“GAMARDE”(ガマルド)なるオーガニックスキンケアブランドを求めて薬局へGo。
どこにでもあるのでは?と思ったのですが、実際近所の薬局数軒にはなく、ちょっとびっくり。
取扱店を調べてみるとかなり限定的。
取扱店と記されていたシャンゼリゼ大通りにある薬局へ行っても、「それはもう取り扱ってないません」と…。
5軒目に訪れたのが以前長く暮らした5区にある薬局。
そこは良く知る、忘れもしない薬局“Pharmacie MONGE”(ファルマシー モンジュ)。
というのもパリに来て食材以外の初めての買い物らしい買い物がヘルスメーターで、それを買ったのがこのお店。
ところがすっかり当時とは様変わりで、お店が拡大され入口が3ヶ所もある大きなお店になっていました。
中へ入るとたくさんの人!
そんな賑った雰囲気もかつてのお店とは違う。
どうやらいろんなものが安いみたい。
この日日本語は聞こえませんでしたが、アジア系のツーリストの方がリストやスマホを片手にパワフルショッピング。
店内は所狭ましと商品が置かれ、横へ横へと隣りの建物まで店舗拡大したようで通路が急に細くなったり、ジグザグしたりと思ったら壁をぶち抜いた風にいきなり小部屋スペースに行き当たったりの面白い空間でまるでアリババの洞窟みたい?!
店内は混み合っているものの、お店がそこそこ広いので比較的商品は探しやすい。
混み合う薬局と言えば以前は「パリのマツキヨ」と呼ばれる6区にある"CITY PHARMA"へ行っていたものの、あまりに混雑していることが多く、最近は足が向かなくなってしまったので今後はこちらに来ようかな♬
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51619208.html )
気になるものが色々でドラッグストア好きとしては、次から次へと目に入る商品が気になり、楽しくなってきました。
で、すっかりNちゃんの“GAMARDE”(ガマルド)を忘れそうに?!
結局あまりの商品数で私には探し出せなかったので店員さんに尋ねました。
(店内には所々に案内の店員さんが立っていました)
あった!
“GAMARDE”(ガマルド)は、合成原料を一切使用せず、フランス南西部ガマルド レ バンに湧き出る温泉水ガマルドウォーター(肌浄化と抗炎症作用のある硫黄を含む)とアルガンオイル(抗酸化成分ビタミンEを豊富に含む)をベースに開発されオーガニックスキンケアブランド。
フランスの有機認証機関ECOCERT(エコサート)の認定を受けており、COSMEBIO(コスメビオ)ラベルを取得しているそう。
鈍感肌で肌が丈夫な私はこういった薬局コスメ、オーガニックコスメについてよく知らないのですが、せっかくなので私も1本使ってみること。
ひまわりオイル、アルガンオイル、シアバターを豊富に配合した保湿クリーム。
ややこってりめのテクスチャーで肌への吸着、浸透がよく保湿力を実感。
そしてなんと表現したらいいのか?な癒される優しい香り。(好き嫌いは分かれそう)
香りが気に入ったこともあり、ネックケアに使いました。
Nちゃんの欲しかったコスメも無事に見つかり、久しぶりに訪れた薬局“Pharmacie MONGE”(ファルマシー モンジュ)の変貌に驚き、楽しんだショッピングでした。
ARCHIVE
MONTHLY