
空の上の☆レフェルヴェソンス
今回もJALの翼でパリに向かうにあたり安全な空の旅を祈って、Take me to Paris♡
食いしん坊としては搭乗したらいつもは機内食メニューのチェックですが、今回は既に数日前にJALサイトで確認済み。
なので機内エンターテイメントで映画を何本どの順番で観るかをまず検討。
ハッ!(とした)
フランス映画をチェックしたところで、ここ数ヶ月間全くフランス語を勉強しなかったこと、フランス語の音さえほとんど耳にしていないことに愕然。
これはまずい、非常〜にまずい。咄嗟の言葉、挨拶さえも出てこないかも?!と不安になりました。
なぜそんなことになったんだ…と思い返すと、昨年秋のNY旅行からだと判明。。
NYに行きまして、超早口なニューヨーカーの英語シャワーを浴びまして、彼らの英語がわかるようになりたい、英語力が欲しい!と心から思ったせいかあれから「これって英語ならなんていう?どう言ったらスマート?」なことが頭を占めるように。
フランス語学習、完全にサボりました。
と言うわけで耳をフランス語に慣れさせねば!とフランス映画“ Le Retour du Héro”を。
大好きなメラニー・ロランとジャン・デュジャルダン主演の19世紀のブルゴーニュを舞台したロマンチックコメディ。
ちょっと暗く、アンニュイなイメージも多いフランス映画ですが、実際はコメディ作品も多く、そのふざけっぷりが個人的にはかなり好き。
本作もクスクスと笑いどころ満載で面白かった!
続いて邦画「記憶にございません」。
今更ですがディーン・タピオカ、ではなく、ディーン・フジオカさんに夢中なおばさんケーコ。
その素敵ぶりを忘年会で友人に話すと皆一様に「本当に今更だよ!ディーン様は五代様が最高なんだから」と。
五代様? なにそれ?→朝ドラだと教えられました。
と、機内エンターテイメントを見ながら最初の食事。
アミューズは「くらげ胡麻酢和え」と「鱈のブランダード フラン」。
今回私が選んだのは、洋食コースで東京西麻布「レフェルヴェソンス」生江史伸シェフ監修による献立。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51998540.html )
前菜は、ほうれん草とベーコンのキッシュ、 鶏胸肉とセロリのサワークリーム和え、 トリュフのコロッケ、 ビーツマヨネーズ ブロッコリーとカリフラワーの白味噌和え、 帆立のムース・甘海老のアメリケーヌソースの盛り合わせ。
一方夫は和食、東京芝大門「くろぎ」黒木純シェフ監修による献立をチョイス。
何事も計画性No.1な彼は、ちゃっかり事前予約済み。
搭乗するとすぐにCAさんが「お食事の予約がお一人様しかいただいてないようですが大丈夫ですか?」と、さすがの気配りJALサービスに驚いたけれど。
夫「君は機内食予約しないの?」
K「しない」
夫「食べたいものがなくなったら?」
K「そんなことある?」
夫「あるある!和食は人気高いから」
計画性まるで無し子、その時の気分で選びます。
ひと口もらった和食メインのチキン南蛮は美味しかった!
洋食のメインは魚を選び「平目・ハマグリ・白味噌とズワイガニのソース 春菊オイル」。
デザートは、クッキーシュー ビターチョコレートクリーム 柚子コンフィ。
わりとしっかりめに柚子が効いていてチョコと合うことを痛感。
と、今回初めて空の上での「レフェルヴェソンス」の食事をいただきエンジョイし、久しぶりに西麻布のレストランにも行きたくなりました。
和食のデザート「ゴマプリン」も私がいただき更に満足。
さて今回のアメティセットはまたまた嬉しい“ Maison Kitsuné”(メゾン・キツネ)。
NY行きの際とはポーチの形が違ってL字ファスナーで正方形に近い形で、これは開け閉めが広く開いて実用的。
最後にものすごく久しぶりにドラマ「Sex and the City」を観てみたのですが、これが今観ても面白く、4人のファッションは楽しく、突き抜けたサマンサの言動が笑える…!とすっかり夢中になってしまいました。
パリを目前にしながらNY英語が聴きたくなってしまうとは…早くフラ語耳とパリマインドにしなくては!
ところで現在もフランスで継続中のストライキを心配していましたが、パリCDG空港に着くと市内までの道路は大きな渋滞もなく、いつも通りの夕方の交通量で思ったよりもスムーズでした。
何より向かう途中の夕陽が大きく綺麗で感動。
そんな真っ赤な夕陽を見ながらパリにただいま!
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