
絶品カチョエペペ☆悶絶オッソブーコ
今年初めて会うエッフェル塔にボナネ!(Bonne année)と新年のご挨拶。
そのままご近所パトロールに出かけると長らく工事していたグラン・パレ前に新たにメトロの改札口ができていました。
ストライキ継続中ということで覚悟してのパリ入りでしたが、徐々にメトロの運行本数も増えてるようです。
と言っても私はまだ一度も乗っておらず、早めの時差解消&お正月太り解消(!)のために日中はなるべく歩いてます。
元々行動範囲は広くないのですが、ストライキが終わり、街の雰囲気が通常に戻るまではご近所界隈限定で静かに過ごそうと思っています。
と言うわけで今日はパリ出発前夜のディナーの件を。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしまーす!」
とスプマンテで乾杯したのは、広尾のイタリアンレストラン“Melograno”(メログラーノ)。
もう何年もパリ出発前にお邪魔するのが恒例です。
アミューズは、ゴルゴンゾーラのマカロンとパンドーロに発酵バターと生ハム載せ。
パンドーロ、バター、ハムを一緒に食べることで広がるハーモニーな美味しさにびっくり。
食感、ほんのりの甘み、コク、塩気のバランスが良い☆
ワインはピエモンテの自然派ワインTrinchero Nobius(トリンケーロ・ノビウス)。
葡萄はネッビオーロ。美味しい♡
自家製のプロシュート・コット(prosciutto cotto)にホースラディッシュ、モッツァレチーズ。
思わず聞き返してしまった「プロシュートコット?」。
イタリアでは一般的にハム(豚モモ肉)を「プロシュート」と呼び、加熱していない生ハムをProsciutto crudo(プロシュート・クルード)、加熱したものをプロシュート・コット(prosciutto cotto)と呼ぶのだそう。
そのプロシュート・コットは塩分控えめな優しい味で、ピリッとホースラディッシュが活きるバランス。
スミイカのパスタ。
イカスミパスタと、そのイカそのものはトマトやバジルソースと共に。
トリュフが香るラビオリの中身は愛農学園のナチュラルポーク。
愛農学園農業高等学校で育てられる豚が美味しく、人気が高まっているのだそう。
ジューシーで旨っ!
そしてこの日「パリに行く前にどうしても食べたい!」と事前にリクエストさせていただいたのが、後藤シェフの絶品「カチョエペペ」(cacio e pepe)。
重過ぎず軽過ぎず、そのチーズの比率を伺うとペコリーノ7に対してパルメザン3ぐらいだそう。
粒を感じる黒胡椒でビシッと締まる。
メインは、オッソブーコ(Osso buco)。
これまた夫婦揃って大好物なので、思わずバンザイポーズ\(^o^)/
まずはお肉部分を食べ、それからスプーンで髄の中をホジホジしながらリゾットや肉に絡めながらいただく。悶絶っ!
K「今日のワインにとても合う!相変わらずボンショワ(ナイスチョイス)だな私♡」
夫「ワイン選んだの土生くんだよ…」
そんな土生くんが「ドルチェはいくつでもいいですよ〜」と悪魔の囁き?!
5種類から選んだのは、苺を添えてバーションアップしたと言う吉田牧場の牛乳を使ったミルクジェラートのドルチェ。
こちらにお邪魔するまでパリ出発前ギリギリの買い物やなかなか完成しない荷造りですっかり疲れていたのですが、美味しいお料理をいただき元気になり、いってきます!とお店と後にしました。
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