
マルシェでチーズ☆
マルシェでシリーズ。(いつからシリーズになったのか…たぶん前回の「マルシェで野菜」から?)
今回はチーズ、フロマージュを求めてGo☆
パリ暮らしをきっかけにしっかり食べて学ぼうと思ったもののひとつがチーズ。
自宅ではお気に入りのチーズをリピートしがちですが、旅先では食べたことがないものやその土地の名産にチャレンジしてます。
先月のオーストリアでのスキーバカンスですっかりハマったのが“Tête de Moine”(テット・ド・モワンヌ)。
テット・ド・モワンヌとは「修道士の頭」という意味。
フランスに隣接したスイスのジュラ地方で15世紀から作られている修道院由来の牛乳のセミハードチーズ。
食べ方がユニークで専用の削り器「ジロール」をセットして、ハンドルを回転させて削り、ヒラヒラの花びら、フリルのような形で食べます。
「ジロール」って、あのキノコのジロール?と初めて聞いたときは意外な名前で驚きましたが、削られたフリル状のチーズの様子が「ジロール茸」に似てることからついた名前だそう。
(と言われても私にはあまりジロール茸には見えないのだけれど…)
クルクルとハンドルを回すのも面白く、今シーズンのスキー中によく食べました。
が、綺麗に削ったその状態画像はどうやら削除してしまったのでフランス版Wikipediaより↓
また食べたくなったのですが、そもそもテット・ド・モワンヌは他のチーズよりも大きめ、それに自宅には削り器ジロールもなし。
と言うわけで、マルシェで選んだチーズはお手軽サイズのものたち。
まずは、シェーヴルチーズのRocamadour(ロカマドール)。
ジュ〜っとフライパンで焼く。
わわわ、、思ったよりどんどん溶ける…無くなってしまいそう!と慌てる。
サラダにオン!
本当はもっと形状が残る想定だったけれど…すっかりチーズソース状態になってしまったけれど…、熱々トロリなチーズがサラダに絡んで美味しかった♬
熟成度バッチリなSaint-Marcellin ( サンマルスラン)。
添えたコンフィチュールは、Confiture Parisienne( コンフィチュール・パリジェンヌ)のアプリコットアーモンド。
このミニサイズ4個セットは飽きる前に食べきれてしまうのがいい。
ハート型のシェーヴル、Coeur cendré du Berry(クール サンドレ デュ ベリー)。
表面のグレーはカビではなく、炭パウダー。
その形や発祥由来から2月のバレンタインの時期にはひときわ目立つ位置に並べられるチーズです。
ハートブレイク?!
クセがあまりなくない、まろやかで食べやすいチーズ。
食事の支度のお供には、Comté(コンテ)。
このギュギュッと濃縮したアミノ酸の塊的な味わいがたまらない。
ワインも飲みながら至福タイム☆
料理が完成する頃には私もいい感じに出来上がっている?!
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