
キッチン発なアジア旅行☆
高校時代に同級生S子が1年間アメリカに留学し、戻って来た後に彼女から聞くアメリカ生活のあれこれは当時とても興味深いものでした。
中でもそれまでの勝手なイメージと違って写真を見せてもらってドン引きしたのが、ホームステイ先のお家ごはん。
もちろん色々な家庭があるとは思うけれど、S子がステイした家庭は食事はなかなか適当だったらしく、レンジでチンなワンプレートやステーキ&マカロニグラタンのリピート、お弁当は食パンにピーナツバターサンド、林檎、そしてスニッカーズ、 M&Mチョコを持たされたと。
当時自分が毎日中身の違う手作り弁当を作ってもらっていたことに感謝の気持ちが湧いた瞬間でもありました。
(↓本文とは無関係なパリの1枚。今頃新緑がキレイなんだろうな〜)
個人差はあるでしょうが、日本のお母さん達のお弁当作りはすごい!プラス、お家ごはんも中華、フレンチ、イタリアン、東南アジア等々様々なバラエティに富んでる感じ。
フランスの仏仏カップルの話を聞くと、外食で外国料理は食べるものの、自宅で日常的にあれこれ作る人は私の周りはなかなかいません。
と、前置きが長くなったけれど、外出自粛の家ごはん毎日の中で国境をポンポン越え、アジア旅行をしてる?!な気がする今日この頃です。
ここ最近の家ごはんを振り返ってみました。
フィリピンの家庭料理「アドボ」は、鶏肉や豚肉と野菜を醤油&お酢をベースに煮込んだもの。
本来の食べ方ではないけれど、冷凍庫にあった中華揚げパン「油条」を添えて。
食べ過ぎた日の翌日や胃腸が疲れたと感じた日に韓国料理「サンゲタン」。
鶏と高麗人参、干しナツメ、栗、ニンニク、もち米などが入った薬膳料理(補身料理)で優しいお味。
我が家では白髪ネギ、キノコもたっぷり入れていただきます。
熱々鍋料理なので冬の食べ物と思いきや、疲労回復効果が高いので夏バテ対策にいただく夏の料理。
インド料理は、お取り寄せ。
本格的にスパイシーなタンドーリチキン、焼きたてのチーズナン、こんがりサクサクなサモサが旨っ!
シークカバブ(シシカバブ)をレタスでグルッ巻いて食べてしまうのは、家ごはんならでは!?
久しぶりに焼豚入り炒飯も作ってみました。
焼豚は、港区麻布十番のスーパー「ナニワヤ」(←どうでもいいけど有名人出没率高し)で調達。
「ナニワヤ」はローストビーフで有名ですが、焼豚もイケる!
夫「ジャンクなものが食べたい!」
という訳で雑誌に掲載されていた韓国料理「チーズタッカルビ」のアレンジ料理にトライ。
まずは、生牡蠣とホタテを焼きまして、
その上に長ネギ、豆腐、トマト、舞茸、キムチを乗せ、
更にその上にたっぷりの千切りキャベツとチーズを。
椎茸で取ったお出汁を注ぎまして、
グツグツと待つことしばし。
そして完成。
ボナペティ!
夫「ごった煮なジャンクな味♡」
K「美味しいけど、B級グルメって書かれてあったわりには素材は色々だし、出汁まで取って面倒くさいんだけど。このレシピはキープorリリース?」
夫「ポイ!」
K「だね…」
外出自粛生活の中で初めての料理にトライする機会も増えている今日この頃、キッチン発で色々な国を旅する気分で楽もうではないか!(と思ってます)
K「明日はどこに旅する?」
夫「南米」
K「やだ、北欧がいい」
と言ってみたものの北欧ってどんな料理があったかな?
単にいつか旅したい白夜の北欧です。
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