最多訪問美術館☆
先日Hちゃんに教えてもらった世界中のアート鑑賞ができるという“Google Arts & Culture”のアプリをインストール。
世界的有名美術館から新しいタイプのアートギャラリー、ストリートアートまで250以上の施設と協力し、6千人以上のアーティストによる数万点の芸術作品がオンラインで見られるというもの。
超高解像度画像で撮影された作品を細部まで見れたり、ストリートビューで360 度回転しながら見て回れたりで、バーチャルに楽しめる感じ。
昨日初めて使ったばかりなのでまだまだ不慣れですが、1日1箇所のアート探訪気分で楽しもうと思ってます。
今日はイタリア、ポンペイの遺跡へ行ってきました。
カラッとした空気の中、遺跡の中を歩く気分で♬
さてさて私にとってアート言えば、美術館と言えば、このブログではすっかりお馴染みのパリ7区にあるMusée d'Orsay(オルセー美術館)。
毎年年間パスポートを更新していることもあり、散歩のついでに立ち寄ったりで、これまで最も足を運んでいる美術館です。
大時計な窓から見るパリの眺めは人気撮影スポット。
これからの季節はセーヌ川沿いの緑が特に美しく、オルセーは館内の作品もいいけど、そこから見るパリの眺めもアート作品。
比較的人が少ない中2階の彫刻コーナーも好きな場所。
そんな彫刻作品に囲まれて程よく自然光が入る天井を仰ぎながら光合成が気持ち良く、毎度そのまま寝落ちしそうになるけど…。
そういえば会社員時代の同僚T君はスペイン旅行中に美術館でうたた寝をしてしまい、目が覚めたらバッグもカメラも盗まていたそうな。
アートに囲まれた贅沢なうたた寝は気持ち良さそうだけど危険だな。
そして去年のNY旅行をきっかけにすっかりこの人にも親近感が湧いた気がする。
フランス人彫刻家フレデリック・バルトルディの「自由の女神」。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1074.html)
ガルニエ宮の模型が展示されている1階奥のスペースも比較的空いてるコーナーです。
そう言えば、新コロナウイルスの影響で鑑賞予定だったパリ・オペラ座公演も全て中止になりました。
この模型を初めて見た時は、ステージ奥が想像以上に奥行きのある建物で驚いたけれど。
建築知識など全くないのですが、その構造を眺めるのはなかなか楽しい。
地下にはオペラ座の怪人の世界が本当にあったりして?!
設計者のCharles Garnier(シャルル・ガルニエ)の自画像も展示。
ガルニエ宮の設計の他にモナコ・モンテカルロの国営カジノも彼が設計していたと知ったのはわりと最近。
またシャルル・ガルニエがパリ5区のムフタールで生まれたと知り、最初に私が暮らしたのもムフタールエリア、パリ生活の原点なのでほんの少〜しだけ同郷気分♡
ムッシュ、下町ムフタールが最近どんどんオシャレになってんですよ〜と教えてあげたい。
そしてきっと彼も今頃パリオペラ座の再開も願ってるはず。
特に子供達が喜ぶガラス張りの床から眺めるパリの街。
上空散歩気分になるせいか若干高所恐怖症の私にはそこに立つのは怖いのですが。
また鑑賞できる日を楽しみに、しばらくはグーグル美術館“Google Arts & Culture”を楽しみたいと思います。
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