
大迫力サイズ☆
友人のAAご夫妻との近況報告メールはいつも楽しく、あれこれ二人の様子を想像しながら読んでいます。
夫「Aさんのメール読んだ?すげーな。凄いことになってるぞ!」
K「読んだ読んだ。様子がリアルに想像できてウケるよね」
夫「うちも買っていい?」
K「いいけど…」
数日後、届いたのがこの肉塊。
なかなか外食レストラン気分になれない今日この頃にお料理上手なマダムAさんは数キロ単位でお肉を買ってあれこれ料理をしているとメールにあり、その奮闘と美味しそうな様子に私達も食べたい!な気持ちになったのでした。
K「とは言え、これは想像以上の迫力だよ。何肉?何キロ?」
夫「スコットランド産グラスフェッドビーフのバヴェット2キロ!しかも特売です」
K「ちょっと私には下処理・解体は無理です。肉肉してて怖いぐらいだよぉ…」
夫「ノンプロっ!俺がやる。毎週バヴェット食えるなんてヤバい♡」
ウヒョヒョ楽しい〜っ、なるほどバヴェットってのはこういう構造なのか!な様子で、あれこれ観察しながらカット作業を楽しんでいました。
そしてまず第1弾は、ステーキでいただくことに。
ソースはゴルゴンゾーラチーズで。
トウモロコシとアスパラガスを添えて完成。
こうなったらこれを機会にバヴェットステーキの焼き方、火入れを極めるべく、その都度フライパンなども変えて実験的挑戦を試みることに。
第2弾は、オーブンを使わずフライパンだけで焼いてみました。
ソースは定番ベアルネーズソース(Sauce béarnaise)の簡単アレンジ。
さて肉と言えば、ナイフ。
パリ暮らしをきっかけにナイフコレクションも充実してきました。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/le-laguiole-de-marais.html)
友人たちが遊びに来てくれた際は、好きなナイフを選んでいただきます。
コレクションを楽しむ一方で、日本じゃ「柔らかい和牛を食べるにおいて必要なくない?」と…。
そんな空気が流れがちでしたが、最近は赤身好きが高じて自宅でオーストラリアビーフやアメリカビーフを食べる機会も増え、なかなか出番がなかったこのナイフたちが今まさに面目躍如。
この日選んだナイフは、オーダーで作ってもらった柄がマンモスの牙というちょっとレアなもの。
(象牙と違って絶滅したマンモスは化石扱いだと購入時にお店の店員さんが仰ってました)
怖いぐらいにスパーンとシャープに切れます。
どうでもいいことですが、昔ビストロで可愛いパリジェンヌがナイフについたソースをベローンと舐める瞬間を目撃してしまい(わりといる…)、「パリジェンヌ=誰でも可愛い&エレガント」な過大妄想を抱いていた私はショックを受けた…。
K「びっくりです。めちゃ下品なシーンを見てしまった…」
夫「いいじゃないか〜、ナイフを舐めたくほどその料理が旨いってことだろ。素晴らしい」
(美人にはどこまで甘い…。きっとあれが嫌いなタイプだったら辛辣だったに違いない)
第3弾は、パスタソースにヒントを得てペコリーノチーズと粗挽き黒胡椒のカチョエペペ風ソースで。
焼き方は、最初フライパンで焼き目をつけた後に、オーブンで加熱。
仕上げはテフロンのフライパンを使ってソースを絡めて。
乾燥モリーユ茸とアスパラガスのソテー添え。
そろそろステーキに飽きてた…という訳で、ストロガノフ。
添えたのは、カリフラワーライス(ちょっとトウモロコシ入り)。
カリフラワーライスは、ここ最近我が家でダイエット気分な時に白米の代わりに食べています。
と、ここまで食べてきましたが、同じ分量がまだ冷凍庫に眠っています…。
揚げてカツレツ、ミンチにしてミートソースやミートボール、煮込んでハヤシライス風などステーキ以外のアレンジに挑戦しようと思ってます。
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パリの1枚。
2年前の7月14日のTV画像です。(ここ何年もTV鑑賞…)
7月14日“14 juillet”は、フランス革命記念日(パリ祭)☆
今年はコロナの影響で恒例のシャンゼリゼ大通りでの軍事パレードは中止、規模を縮小したコンコルド広場でセレモニーが行われたそうですが、花火は上がると聞いてます。
亡くなった方のご冥福と新型コロナウイルスに立ち向かう人々への感謝と少しでも早い世界的な収束を祈ってます。
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