イタリアチーズ専門店☆フィオール・ディ・マーゾ
群馬県にある友人の別荘へお泊まり滞在、小さな旅へGo。
コロナ禍で東京自宅から200キロ越えの移動は初めてということで、できる限りの注意と対策をして。
まずは移動は車、車内のそれぞれのドアにアルコール消毒スプレーを置き、サービスエリアでの休憩はトイレ休憩のみ。
ぼちぼち紅葉も始まった山々、大自然の中で体験したあれこれを明日からアップしたいと思いますが、その前に出発前日に訪れたのは、今年春に港区麻布十番にオープンしたイタリアチーズとサルーミ(加工肉食品)専門店 “Fior di Maso”(フィオール・ディ・マーゾ)。
ガラス張りのそのお店前を通るたびに気になっていました。
入口を入ると左手にチーズが並んだガラスのショーケース、その後ろには生ハム、サラミが。
ガツンとパンチのあるピカンテタイプ(Gorgonzola piccante)も好きですが、ドルチェも美味しいのよね〜とゴルゴンゾーラ・ドルチェ(Gorgonzola dolce)の迫力サイズに目は釘付け。
本格的に美味しそうにチーズが並ぶを様子は、まるでイタリアにあるお店のよう。
すっかり遠くに感じるイタリアが目の前に現れた気もして嬉しくなりました。
と、興奮状態で今回お世話になるAAご夫妻へのお持たせの1つとしてチーズ選び。
最初に選んだのは、以前コメントでSさんに教えていただいた“Stracchino”(ストラッキーノ)。
牛乳のフレッシュチーズで熟成させずに食べるタイプ。
通常、正方形で生産されるのだそう。
ツヤっとしたルックスで、口当たりは柔らかくとろ〜り、クセもなく食べやすく美味しい!
食べ方を調べてみると、そのまま食べる他には生ハムと一緒にサンドイッチ、サラダ、パスタに混ぜるなど使い勝手の良いチーズ。
名前の由来は、昔、厳しい山間部の放牧から戻ったばかりの疲れた牛からミルクを搾取し、そのわずかな牛乳から作っていたため、ロンバルディア州の方言「ストラック」(疲れたという意味)から来ているそう。
最初包丁で切ろうと試みたのですが、思ったよりずっとクリーミーな感触だったので、最初はスプーンですくっていただきました。
その後、香ばしいグリル野菜に添えて食べたら、その酸味とクリーミーさと相まってとても美味しかったです。
2つめは、我が家のお気に入りウォッシュタイプチーズの“Taleggio”(タレッジョ)をチョイス。
牛乳チーズで、ウォッシュ系の中では比較的食べやすいチーズだと思います。
今回知ったのですが、“Taleggio”(タレッジョ)は、元々は前述の「ストラッキーノ」が起源なのだそう。
タレッジョもストラッキーノもイタリアチーズとしてはちょっと珍しい四角い形。
それはこのチーズの原産地が険しい渓谷にあったため効率よく積載、運搬するために正方形に成型されたと伝わっています。
優しい甘味を感じ、もっちりムチムチした食感。
3つめは、4人で食べるなら色々楽しみたい!ということで、こちら。
蓋つきの曲げわっぱの中に10種類チーズとドライフルーツ、ナッツの詰め合わせセット。
玉手箱や状態♡
という訳で、これらのチーズを極上ブルゴーニュワインと一緒に楽しみました。
また、今回時間もなく伺うことができなかったのですが、お店の地下にはイタリアからレンガを取り寄せて作ったというチーズ熟成庫があるそうです。
とにかくパトロールエリアにイタリアを感じるお店ができたことはかなり嬉しい♡
おまけのパリ。
もちろんフランスのチーズも恋しい…。
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