
囲炉裏ピットで炭火焼グルメ☆
うわ〜っ、これですかっ!!
メール等でその作業過程は拝見していた、この夏AAご夫妻がDIYで(!)で庭に作った囲炉裏ピット。
設計はじめタイル敷き、レンガの囲炉裏本体、全てお二人のDIYというのだから驚きです。
広い敷地の庭での囲炉裏ピットでいただく食事は、密を避けられ換気も抜群な点も今の時期にはありがたい。
という訳で炭火焼きディナーの始まり♬
男たちが火起こしをしている間に私はキッチンでちょっとだけマダムAのお手伝い。
岩魚の塩焼きがスタンバイ。
こっち?どっち?試行錯誤しながら岩魚を囲炉裏に立てる。
実家には大きな囲炉裏があったので、こうして魚が囲炉裏に立てられるシーンはとても懐かしい…。
これでOK!
岩魚が焼けるのを待つ間に「小布施ワイナリー」のスパークリングワインを飲みながら前菜プレートをいただく。
サーモンとアボガドの塩麹マリネにイクラトッピングとシャインマスカットの豆腐クリーム和え。
最近我が家でも注目してるのが葡萄をサラダや前菜などの食材として使うことだったので、この甘くないクリームでの食べ方は真似したい♡
右端(↑)に添えられたのは、山葡萄。
名前のままに山に自生する野生天然葡萄。
小粒でギュっと凝縮した甘味と酸味はワイルドな美味しさで、私は初めて食べました。
そろそろイケそう!
かぶりついた岩魚、旨っ (≧▽≦)
メインの肉料理は、これ!
迫力のラムラック♡
大きな塊肉なので火入れは焦らずじっくりと。
ラムは脂が多いので燃えます。
でもこうして余分な脂は炙られどんどん焼け落ち、肉が焼ける香りに食欲そそられる〜。
肉奉行と化したマダムA、慣れた手つきでまんべんなくキュイソン。
火が弱くなればムッシュAが吹き矢のような火吹き棒でアシストするという連携プレー☆
それにしてもこの火吹き棒はピンポイントで火を起こせる優れものっぽい&面白そう。
コロナでなければ私も吹いてみたかった。
こうしてすっかりお二人にお任せ状態の中、トリュフの香るホワイトコーンの温かいスープをいただく。
甘いトウモロコシの味に過ぎた夏の思い出が重なって…って、、この夏は大した思い出もなし。
思い出すのはペンキ塗りぐらいだ。。
早くも来年分のペンキと便利グッズ(秋になっても追加購入…)を買い揃えているのは夫。(来年もやる気)
ラムの焼きあがりを待ちながらワインも抜栓。
それは南仏のカルトワイン、スーパーラングドックDomaine de la Grange des Pères(ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペール)の赤ワイン2007。
このワインは、私達4人が初めてパリで食事をした時に飲んだ思い出ワイン。
最初は干し葡萄のような黒系果実やそのジャムのような凝縮した香りと味でしたが、どんどん開いてレザーやタバコ、囲炉裏の香りと重なるスモーク(?)などが感じられ複雑に変化していきました。
やっぱり美味しいね、このワイン!と感激していたところでイイ感じに焼きあがったラム。
ちょっと休ませたところでカット。
山椒ソースをのせてボナペティ♬
お、お、美味しいっ!!
元々ラムは好きです、自宅でもわりと食べます。
でもこうして炭火焼きではないし、炭で焼くとやっぱり違う、こんなに美味しい!を実感しまくり。
香りも良いし、火の入り方が優しいのかも?
お肉の添え物は、ジャガイモのロースト。
これもまた炭火焼きだとホクホク度と甘みが増すようで何もつけなくても美味しいので驚きでした。
シメは、梅味噌焼きおにぎり&焼き栗。
シソを巻いてパクッと。
香ばしい!
最後にまた一段とみんなのテンションが上がったのは焼き栗。
どのくらいで焼けるの?跳ねない?いや爆発するかも?落としたらリアルに火中の栗を拾って火傷なパターン…とかなんとか言ってるうちに、もうかなり焦げてるよ。
剥いてびっくり。
そもそも大栗ということもあって皮はパリッと二つに割れやすく、割った後に渋皮などなくツルツル。
ちょっとお焦げな部分は醤油のような味もして美味しい。
K「焼き栗がこんなに美味しいとは知らなかった。しかも皮剥き簡単。これは家でも魚焼きの網でやろう!」
夫「いいけどさ〜、これはそもそもの栗が旨いからで、それを炭火焼きだからこそで他の栗で普通に焼いてもこの旨さは出ないんじゃないの〜」
たぶんそうなのですが、この美味しさは私の栗史上に残る美味しさ!
という訳で星空の下の囲炉裏ピットで炭火焼グルメを贅沢に楽しんだ秋の夜でした。
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パリの1枚。
ちょうど3年前の今日のパリの朝。
湖のように静かだったセーヌ川。
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