Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

ARTIDA OUD ☆初めてのサムリング

現場はココです。

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「キャーーーーっ!!〇〇っ!〇〇っ!!(←夫の名前を連呼)」

と、辺りに響き渡る「こんな声が出るのか?」と自分でも驚きの悲鳴をあげたのは、8月の暑い朝、朝ランで港区の公園内に足を踏み入れた瞬間でした。

普段、有名人が向かい側から歩いてきてもほとんど気がつかない私が、この日は「ケーコさん!」と声をかけられたかのような感覚で視線を引き寄せられ、前を歩く夫が全く気がつかない中で、彼の肩越しにバチバチバチっと目が合った相手は、緑がかった大きな『蛇』。

(こんな感じでした!のイメージ画像。ウィキペディアより↓)

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実家の田舎では蛇は見たことがあるけれど、こんな東京港区の公園で見たのは初めて。

しかも繰り返しますが、それがかなり大きかったから驚いたのなんの!

かなり大きな悲鳴をあげたものの、目が合っても視線を外らさぬその子は、スーーっと鎌首をあげました。

なんだか私も目を外らせなくなり、しばらく見つめ合っていると、そのウルっと光る真っ黒な瞳はオニキスのように綺麗だ!と思いました。

もしかしたら私はパーセルタング(Parseltongue)!?

(ハリー・ポッターのように蛇語が話せる人=パーセルタング)

しばらくして、その蛇は塀の向こうへ消えました。

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そんなこともありまして、益々蛇モチーフが気になっています。

昔は、蛇=怖いで特に興味はなかったのですが、40代を迎えてからヘビのアクセサリー、ジェエリーが少しずつ増えてきました。

きっかけはやはりパリ暮らしとヨーロッパ旅行。

絵画や彫刻でよく目にする蛇。

そしてヨーロッパの薬局の多くは緑十字やそこに蛇がデザインされたマークを掲げているのですが、その由来がギリシア神話に登場する名医アスクレピオスの娘の「ヒュギエイアの杯」(聖蛇に餌をやる為の杯)だと知り、それが薬学のシンボルとして古くから用いられてきたことを知りました。

また、父で医神のアスクレピオスが持つ蛇が絡まった杖「アスクレピオスの杖」は医学のシンボルとして知られています。

蛇には守護、魔力、健康、長寿、不老不死などが象徴されると知ってから、怖いというより神秘的なものを感じるようになりました。

コロナ感染者が広がり出した春に健康を祈ってポチった“ARTIDA OUD”(アルティーダ ウード)のダイヤモンドのパヴェリングは、カジュアルに遊び感覚で使っていますが、アルファベット「K」にも見えることもお気に入りポイント。

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でもこの指輪、元々は右手中指サイズに合わせて買ったのですが、買ってから痩せまして(外食が減ったから?)そして夫婦揃ってここ最近更に痩せまして(驚いてます!)二人とも洋服はじめリングが緩くなってきました。

(夫の結婚指輪も左手からシュパシュパ抜けてます…)

というわけで、先月からサムリングとして使っています。

親指にリングなんて人生で初です。

調べてみると、古代ローマ時代から 「親指にリングをはめるとどんな願いも叶う」という言い伝えがあると。

そしてこの指輪が面白いのは色の見え方がよく変わること。

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それがダイヤモンドのユニークなところだとは思うのですが、今日は黒っぽく見える一瞬がありました。

コロナ禍で健康でありたい願いを込めてスネークサムリング愛用中です。

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パリの1枚。

晩秋の朝焼け。

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☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中です☆
 
<info>
ARTIDA OUD (アルティーダ ウード)

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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