玉子焼専門店 つきぢ松露☆
年末年始にあれこれお取り寄せをした中で、特に印象的でまた食べたい!と思ったのが『玉子焼専門店 つきぢ松露(しょうろ)』の厚焼き卵。
その噂は以前から聞いていたものの、なかなか食す機会がありませんでした。
オフィシャルサイトによると、その歴史は、
初代・齋藤乙松が、日本橋市場の寿司屋「松露寿司」に丁稚奉公に出されたことが始まり。
松露寿司は、かつて松平家の御用商人であったことから「松の露」の屋号を授かり、大正13(1924)年に築地で、のれん分けされた松露寿司として店を構えました。
終戦直後は寿司ネタも思うように手に入らなくなり、ヤミで仕入れたネタをこっそり握ることを余儀なくされる中、妻よしが間口四尺(約120cm)の店先で玉子焼を焼いていたのが評判となり、玉子焼屋へと移行するきっかけに。
昭和21(1946)年より本業として、「松露の玉子焼」のダシの味を確立。
昭和27(1952)年に二代目・巳代吉が、有限会社松露を設立。
築地場外市場において主に業務用として寿司屋や高級料亭などへ納める一方、昭和58(1983)年の三越銀座店への出店を皮切りに、一般のお客様へも「つきぢ松露の玉子焼」が知れ渡るようになりました。
そんな老舗の本格的卵焼きは甘め?辛め?と、とても楽しみにいただきました。
創業当時から変わらぬと言うそのお味は、ほんのり甘く、優しく出汁が効いた想像よりもさっぱりとした玉子焼でした。
「醤油など何もつけずにお召し上がりください」ということなので、まずはそのままでいただきましたが、冷えた状態でも美味しく、ちょっと温めると出汁の風味が際立ってまろやかなテイストになりました。
そんな感激の1枚を撮り忘れてしまう年明け早々ダメブロガーぶり。。
なのでこちらはオフィシャルサイトより↓
また、お取り寄せできる卵焼きは、プレーンタイプの他に種類豊富。
(以下3枚の画像はオフィシャルサイトより)
合鴨こま肉とネギの抜群の相性が、玉子焼の風味をいっそう引き立てる「合鴨焼」。
塩分を控えた甘みのある紀州梅を玉子焼に焼き込んだ「紀州」。
鶏ひき肉と三ツ葉、鶏ダシの旨みを加えて味わい深く焼き上げた「親子焼」。
他にも「ネギ入りの卵焼き」、桜海老を彩りよく巻き込んだ「釜あげ」、一味唐辛子を混ぜ込んだ「辛党」、青のりをふんだんに巻き込んだ「とび玉」、江戸前佃煮の老舗「海老屋總本舗」の佃煮を混ぜた「葉唐辛子卵焼き」、鳥取県産大山鶏のコマ肉に柚子胡椒を加えて焼き込んだ「大山鳥の柚子胡椒仕立て」、九条ネギと獲れたてを塩茹でして鮮度をそのまま閉じ込めた釜あげシラスを使った「九条ネギと釜揚げシラス」など色々あるので、これらはまた次回お取り寄せしたいと思っています。
そして今回、何度か日本酒と一緒におつまみ的に食べた後、楽しみにしていたのが、この厚焼き卵を使ってのタマゴサンド☆
マヨネーズ少々と和辛子を効かせてサンド!
これがこれが、かなり美味しくて大感激でした(≧▽≦)
卵の美味しさをしっかり感じ、コクがあるのに後味さっぱりなつきぢ松露の卵焼きは、お気に入りリスト入り確定です。
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パリの1枚。
この冬はパリの冬ソルドに参戦できないのは残念。
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