Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

コニャックとディジョンで冬レシピ☆

夫「やばい!これも美味しそうだ♡気になるものがあり過ぎる。これらを全部作っていたら今年が終わってしまうかも!?」

K「・・・。」(今年はまだ始まったばかりです)

夫「今日のレシピも最高に旨そうなんだよ、ほら!」

と、夫が毎朝ニュースと共に嬉々としてチェックしているのが、有料『NYタイムズ』サイト掲載のクッキングレシピ。

(無料で見れるものもありますが、当然ながら有料の方がやはり何かと情報量豊富です)

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という訳で、今一番食べたい冬レシピの中から選んだという一品にトライ。

メニュータイトルは、『コニャックとディジョンマスタードの牛肉煮込み』(直訳)。

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材料はレシピを参考してますが、分量はやや少なめで作りました。

まずは野菜をカット、そして牛のスネ肉には軽く塩コショウと小麦粉を。

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小鍋にはパリで買ってきたインスタントなチキンブイヨンを用意。

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別の深鍋で玉ねぎ、ニンニク、ベーコンを炒めてボウルに取り出します。

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次にその深鍋でカットしたスネ肉を炒め、

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こちらもいったん鍋から取り出します。

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ここで登場するのが、今回のレシピの肝の「コニャック」です。

が、残念ながら家になかったのでブランデーを使用。

ちなみに「コニャック」は、フランスのボルドー地方北部のコニャック地方で造られたブランデーのことです。

ブランデーとは、果実を発酵させた後に蒸留し、樽などで熟成させた蒸留酒で、その果実は林檎や梨など色々あり、葡萄から作れたものはグレープブランデーです。

そのグレープブランデーの中でも一段と厳しい規定をクリアして作られているのが、フランスのコニャックなのです。

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もう一つのポイントが、ディジョンマスタード。

レシピでは小瓶の半分くらい使うことになっています。

昔旅行したディジョンの町が懐かしく、あの時は〜と始めるとまた横道に逸れるので今日はやめておきます。。

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野菜やお肉の風味が移った深鍋の中に小鍋で温めていたスープストック、そしてブランデー(レシピでは1カップでしたが2カップ使用)、マスタードはマイユの小瓶の3分2といずれもレシピより多めに投入して、デグラッセ(鍋底に付いた焦げ・旨味のスュックを煮溶かす)。

どうでもいいことですが、私はこのデグラッセ作業が大好き。

香りが食欲をそそるのです。しかも、今回はブランデーたっぷりでお酒の香りもツボ♡

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炒めた野菜、お肉、そしてたっぷりの人参、赤ワイン(飲んでいたチリワイン)を深鍋でコトコトと弱火で煮込むこと約6時間。

(なげーーー。その間にキッチンの掃除、読書、TV&ドラマ鑑賞、そしてブログを書くなどして過ごしました)

となると、ワインをちょっといただきますか♡

ここ最近のお気に入りのチリワイン“Clos des Fous”(クロ・デ・フ)のピノ・ノワールを抜栓。

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うまっ♡

やっぱりこのワインは美味しいな♡と感激した後、深鍋から大きめの平鍋に移して更に煮込みました。

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いい感じに煮詰まってきました。

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そして完成。

サイドにはブラウンマッシュルームと芽キャベツのフライ、マッシュポテトを添えてボナペティ!

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スネ肉はホロホロと柔らく煮込まれ、たっぷりの人参はとろけました。

あんなにマスタードを入れたのにマスタード感はすっかりマイルドになり尖った印象はまるで無し、冬にぴったりのThe煮込み料理は満足な完成度でした。

次回はコニャックで作ってみようと思います。

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NYタイムズ掲載レシピは、ザクザク刻んで焼くだけ、煮込むだけ的(時間はかかりますが)なものも多く比較的簡単かと思います。

K「やっぱりアメリカーンな料理だよね。メニュータイトルもそのまんまで〇〇風とか小洒落た感があまりないし…」

夫「だから俺のツボ♡」

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パリの1枚。

かつてルーヴルは、パリを防御する目的の要塞で、王の居住ではなく守備隊のための城塞だったことを感じる一角。

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☆Belle et Bonne Blogも更新中☆
 

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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