
エージェント物語☆Dix pour cent
1話完結という観やすさから今年年明けからポツポツと観ていたNetflix(ネットフリックス)配信のフランス発のコメディドラマ『エージェント物語』(Dix pour cent)のシーズン1をようやく今週観終わりました。(遅っ…)
1シーズン6話で、シーズン4で完結。
(Netflix公式サイトより↓)
いつも通りドラマは、ベッドの中からいつでも寝落ちOK体勢で鑑賞。
舞台は、パリにある架空の芸能事務所「ASK」。
そこに勤めるエージェント達(契約代理交渉人、タレントの仕事をブッキングなどのお仕事)の奮闘を描くストーリー。
本作が話題となった理由の一つは、ASK所属タレント達が実在する有名フランス人セレブたちで、イザベル・ユペール、ナタリー・バイ、ジュリエット・ビノシュ、シャルロット・ゲンズブール、ジャン・レノ等々、彼らが実名でカメオ出演していること。
パリが舞台のオフィスコメディとして度々比較されているのが『エイミー、パリへ行く』(Emily in Paris)。
こちらが外国人から見たファンタジーなパリ、ステレオタイプのフランス人とも評される一方で『エージェント物語』(Dix pour cent)はリアリティーのパリ、フランス人と。
ちなみにオリジナルタイトルの“Dix pour cent”は「10%」という意味で、これは契約成立した際のタレントエージェントの取り分のこと。
そんなことも含め芸能関係のことはまるで知らない、縁のない私にはエンターテインメント業界の裏方仕事の大変さ、タレントはじめ映画・ドラマ監督達に振り回されてのドタバタぶりが面白く、業界の華やかさと裏の泥臭さのギャップも興味深い。
シビアだな〜と感じる一方で、こんなことで納得、解決しちゃうの?と驚き、クスっと笑ってしまいます。
観ていて共感、これこれ!実際こんな感じ〜!と感じるのは、登場人物達のファッションやちょっとした言いまわしのユーモア、ウイット。
オフィスで働く女性達はハイヒールにミニスカート、ド派手カラーのオフィスファッションではなく、バレリーナシューズやショートブーツにシャツ&スキニーデニム、短過ぎないスカート、コンサバなワンピースなど。
日常として(特別に気張った感なし)「今夜は家族3人でオペラよ〜」と出かける夜のマダムも靴をちょっとヒールにかえるだけで、とてもラフなのにブラウスの開きは大胆でデコルテ見せ。
ヘアスタイルもしっかりブロー&セットしました風ではなく、クシャっと無造作だけどセクシー。
こんなマダムいる、家族いるいる!というか、これぞリアルなパリファッション&雰囲気と感じるシーンが多いです。
まだ私はシーズン1を見終わったばかりですが、エージェント達のプライベートも描かれ、パリやフランスの社会問題も垣間見れると言うシリーズの続きをマイペースにファイナルシーズンまで楽しもうと思っています。
そんなドラマ鑑賞にハーブティー。
去年パリで買ってきたイギリスメーカー “The East Inda Company”(東インド会社)のもの。
え?「東インド会社」って、あの歴史の時間でお馴染みの東インド会社?まだ続いていたの??
と手にした当時は驚きましたが、調べてみるとそうではなく、お馴染みの方は1874年に解散しており、この“The East Inda Company”は、2010年創業で名前は同じですが全くの別会社でした。
“The East Inda Company”の名称、商標使用許可がイギリス大蔵省に認められ、135年ぶりに名称復活☆
美味しいナイトキャップやリラックスのハーブティー効果もあって度々同じところで寝落ち。
翌日見直しの繰り返しでなかなか進まない連続ドラマ…。
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パリの1枚。
ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ店内のお店に立ち寄ることが増えた老舗パティスリー“Stohrer”。
食べたい♡
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