
赤ずきん、旅の途中で死体と出会う☆
何これ、おもしろそ~♬
片付けをしていて、夫の積ん読コーナーで見つけた一冊『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(青柳碧人・著/双葉社)。
数ページ読んでみると、いきなり掴みはオッケー!な出だしで止まらない。
読みやすい文体で、あの赤ずきんちゃんが今どき女子風、ちょっとハスッパなノリ、そしてちょいちょいブラック?!
というわけで積ん読コーナーから拝借してほぼ一気読み。
ネタバレなあらすじは割愛ですが、そのストーリーは(出版社からの引用↓)
日本の昔話をミステリで読み解き好評を博した『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続き、西洋童話をベースにした連作短編ミステリが誕生しました。
今作の主人公は赤ずきん!
クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきんがその途中で事件に遭遇。
「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載! こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。
全編を通して『大きな謎』も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません!
(お菓子も食べずにコーヒーだけで読書に集中)
赤ずきんちゃんが名探偵ぶりな才能を発揮して旅の途中で事件を解決。
思わずプププと笑うこと度々、よく知る童話の登場人物たちのあまり知られないもう一つ一面を知るようでもあり、いろんな意味で楽しめました。
面白く読み終わったところで今日の私は何に出会ったのか?
「ケーコ、スーパーに行く途中で鴨に出会う。」でした。
橋の上から川を見たらいっぱいいてびっくり。
こんなところにこんなに鴨が生息していたとは知りませんでした。
エサも豊富なのか?みんなとても忙しそうに食べていました。
更に歩いて行くと「ケーコ、スーパーに行く途中でお得ワインに出会う。」
なにやらセールっぽい。
という訳で、イタリアのサルディーニャワインを買って帰宅。
エチケットが可愛いくてジャケ買い。
桜の花をついばむ、ウグイス色のメジロを連想させる鳥のデザインは今の季節にピッタリ。
K「セールでした」
夫「いくらだった?」
K「3,000円くらい」
夫「それ、大して安くなってないよ」
K「え…。ま、いい。美味しいし、エチケット可愛いから♡」
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パリの1枚。
一昨年ロダン美術館へ行った日は、とても暑い日でした。
池のほとりにいた銅像も暑くてぐったりに見えました。
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