
春のおうちごはん☆
去年の今頃は今年もこんな状況とは想像もしていなかった、コロナ禍で迎えた2度目のゴールデンウィーク。
東京都は3度目の緊急事態宣言ということで、
夫「よしっ!また家メシを楽しも〜ぜ。色々お取り寄せしたいものがあってメモってあるし♬」
K「・・・。」
コロナ禍でも食欲は決して衰えることのない夫には、いろんな意味で感心です。
ま、食べることは生きること。
美味しく食べること、食べられることは大事で幸せなことだと思います。
今日は今シーズン一番!と思う蛍烏賊をスーパーでゲット。
K「このプクプク度は注入並みですな」
夫「君みたいに?」
K「ボットクスとかやってませんからっ!」
そしてメインは、がっつり赤身肉。
K「先月あなたがポチったコレ、使おう」
夫「お〜、そんなものあったね。ケーコさん、珍しくグッドサジェスチョン!」
(珍しく…ひっかかることサラっと言うよねぇ)
(そもそもあれこれポチることに満足してその後使うの忘れてること多くね?)
と、夫がすっかり買ったことを忘れていたのは、岩手県のブランド肉・門崎熟成肉の専門店『格之進』の「牛醤」 なるもの。
この牛醤とは旨味が濃縮した肉用の調味料で、焼いたお肉に数滴つけることで肉の旨みや風味、味わいが深まるそう。
そんな牛醤を使う今回のお肉は、またまたオーストラリアのグラスフェットビーフ。
焼き方は、前回と同様にレストラン「フロリレージュ」の川手シェフの本を参考に。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/la-cuisson-de-la-viande.html )
「前回よりも上手くいったかも♡」
と、我が家の肉奉行は、そのキュイソンにご満悦。
ボナペティ!
ワインは久しぶりにカリフォルニアのRed Car Wine Co.のピノ・ノワール。
今夜はツゲの木の枝のナイフで。
切れ味抜群。
お肉には塩胡椒、その肉汁にレッド・カーのピノ・ノワール(赤ワイン)とフォンドボーを煮詰めたものをソースに。
途中の味変に「牛醤」をつけるつもりが、そのシンプルな美味しさに二人ともすっかり忘れて完食。
夫「あ、牛醤忘れた」
K「やっぱり美味しいお肉にはいらないよ」
夫「いや、更にもっともっと美味しくなるはずだ!」
肉奉行、次回は忘れずにお願いします。
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パリの1枚
夜明け前のセーヌ川。
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