
帰国前に多彩なイタリアン☆
2ヶ月前から日本に一時帰国していたHくんがそろそろタイに戻る。
という訳で、その前に夫と3人でディナーへ。
お寿司のようなルックスの揚げピザonイワシマリネとザクロマカロン、このアミューズと言えば〜
このブログではすっかりお馴染みの渋谷区広尾のイタリアンレストラン“Melograno”(メログラーノ)!
夫「今夜はタイじゃ食えない激ウマ東京イタリアンを食わせてやるぜっ」
H「へ〜、でもバンコクには在泰イタリア人がやってる本格的イタリアンの美味しいお店結構あって、イタリアンのレベルは高いんだよね」
K「え、そうなの?!」
そんな会話から始まった私達夫婦にとっても久しぶりの外出イタリアンディナー、とりあえず乾杯♬(ノンアルコール)
最初の前菜は、茶豆とホッキ貝スープ。
H「味はしっかりしてるのに優しいですね。美味しい!」
今夜Hくんからは何回「美味しい!」が聞こえるかな?と楽しみに私もその言葉に頷きながらいただきました。
アオリイカとイサキのカルパッチョ
剣先イカの温かいサラダは、グリーンアスパラガスと共に。
近江牛の頬肉と小腸の優しいスープ仕立ての煮込み。
夫「このシャキシャキした野菜がイイ!」
その野菜は「ハチク(淡竹)」という筍の一種だそう。
ハチクは孟宗竹の筍とは違って地面を掘らず、地下茎が浅くてすぐに地面に出ているのだそう。
掘らない筍があるとは知らなかった…。
穴子のフリットをケッパーやオリーブのソースを載せて。
度々書いてますが、穴子は大好物♡
近江牛レバーをマルサラソース、下には玉ねぎ。
と、くれば思い出すのはヴェネツィア名物料理。
でもそこにちょこんと載せたワサビがまた良いアクセントになっていて、このへんが東京イタリアン、さすが後藤シェフ♡♡
と感激しながらいただきました。
今日のパスタはなんだろう?と期待がマックスに高まったところで登場した「サザエのパスタ」。
悶絶(≧▽≦)
ふふ、ここにくるまでにHくんは8回は美味しいって言ってる〜と思うと私の中でも美味しさ倍増♬
そしてメインは、これまた迫力大!
メインは、贅沢な熟生肉サーロインと完全放牧野生牛ジビーフの2種盛り。
そんな食べ比べは贅沢に楽しく、どちらも美味しい。
H「どちらかというと僕はサーロインの方が好き(左)」
夫「僕はジビーフだな(右)」
H「ケーコさんはどっち??」
K「え…」
こういう流れの質問は非常に困る。
美味しさのタイプが違う。どちらも美味しくて好きだというのが嘘偽りない感想だけど、ゲストのHくんに合わせた方がイイだろうという気持ちと我が家の趣味からすればジビーフだろ!な夫の強い圧、明言するのは避けたい気分になってきた。
でも些細なことでもハッキリと主張ができない=外国では生き残れないタイプの人間だよな…
選んだ上で説得力のある理由で周りを納得、論破できるぐらいじゃないとな〜、
そもそも人生は選択の連続なのにいつも迷いがちな自分が情けないよ…
とか思っているうちに食べて終わってしまったじゃないか…!
そんな私の悶々とした様子もつゆ知らずな男たちは、シメにもう一品追加♬
と、リクエストしたのは、ローマ名物パスタ「カチョエペペ」( cacio e pepe)。
イタリア産チーズかと思いきや、これは北海道産だそう。
その大きなチーズ(の器)の中にアツアツのパスタをドサっと。
和える和える♬
そして漂う美味しそう過ぎる香り。
夫のものをひと口いただくと、これまた絶品でオーダーしなかったことをかなり後悔しました…。
5、6種類あったドルチェの中から私が選んだのは、「モラードバナナ」のジェラートのアマゾンカカオ添え。
これまた初耳単語だった「モラードバナナ」は、お店の方に画像を見せていただくとフィリピン原産の皮が紫がかった濃い赤茶色のバナナ。
モラード(Morade)はスペイン語で紫色という意味だそう。
砂糖はほとんど加えてないということで、優しくマイルドな甘味、もちろんカカオとの相性は抜群で、ねっとりしながらも後味さっぱりの美味ジェラートでした。
コロナ禍で夫以外との外食はほとんどない毎日だったので、Hくんとの3人ディナーはとても楽しく、あ〜やっぱり食事を友人や家族と集まっていただけるのは、なんと幸せなことか!と感じました。
バラエティ豊かで多彩な料理の数々を3人で大いにエンジョイした夜でした。
**************
パリの1枚。
朝から雨…どうやら一日中雨。
そんな日は、パリでは私は掃除・片付けに専念。
掃除は晴れた日の方が良いと思うけど体を動かしたくてたまらない!となる。
ARCHIVE
MONTHLY