
Julierのトレーニングチュニック☆
コロナ禍でそれまで以上に体を動かすことの重要性を感じるようになり、最近は益々パーソナルトレーニングに励んでます。
腹筋や背筋はもちろん、二の腕裏側(!)や動かしづらい背中を鍛えるのはキツイのですが、しんどいほどに体は快感を感じるようになってきたかも!?
という訳でトレーニングウエアも新しいものが欲しくなり、ちょうどセールもスタートしたのでプライスダウンでゲット。
今回初めて『Julier』(ジュリエ)のチュニックを買ってみました。
(色が実物よりかなり白く写ってしまったのですが、実際は元気のでるビタミンカラーなイエローです)
私の場合、トップス選びポイントは、とにかく背中が開いたもの。
オープンバックなデザインが好きだという理由もあるのですが、一番の理由は、汗が最初に出る箇所、汗を最もかく場所が背中なのです。
額やワキに汗をかく前に背中に汗をかくので、そこが開いている方が快適。
そしてそんなオープンバックなウエアでトレーニングに伺うたびに、トレーナーのS先生は、
「背中が綺麗だからオープンバックが似合います」
と、お世辞を言ってくれます。
お世辞とわかっていても体のパーツを褒められるのは嬉しいものです。
これまでの人生を振り返って私の背中を一番最初に褒めてくれたのは、田舎の同級生のサチエちゃん、あだ名「サッチン」です。
サッチンの家は美容院だったので、彼女はお店の女性誌、週刊誌を読んで学校でクラスメイトにたくさんの話題・情報を提供する、クラスいちのおませ女子でした。例えば、
「ムダ毛はカミソリで剃ると濃くなるからダメ!エステで永久脱毛が一番だよ」とか。
そんなサッチンとの出来事。
小学5年の体育がプール(水泳)だったある日、終わってみんなで着替えていると、サッチンがいきなり
「けーちゃんの背中ってすごいキレイだよ。クラスで一番キレイ」と。
え???
小学生ケーコは、それまで背中なんて意識したこともないし、まじまじと見たとこともなかった(と思う)ので、その突然の言葉に驚きました。
K「キレイってどこが?背中なんてみんな同じじゃないの?」
S「違うよ〜。けーちゃんの背中には毛がない、毛穴も見えない、スベスベ。(隣りの)ようちゃん見てよ。ようちゃんの背中はうぶ毛も多いし、このへんは黒い毛が渦巻いてるよ」
サッチンのその言葉で周りにいた女子たちの視線は、ようちゃんと私の背中に注がれました。
(今日も鍛えてもらってきました!の1枚↓)
子供はなかなか容赦がないので、周りの女子たちはみんな「ホントだ!」と口に出してあれこれ意見を言い出して…。
しばらくすると、ようちゃんは泣き出してしまいました。
そして気がつくと、あれこれ言ってた女子はみんな着替え終えて姿を消し、そこに残ったのは、泣くようちゃんとケーコ。。
とても気まづい空気の中で私が言ったのは
「でもようちゃんは色白でいいよ!肌は白い方がモテるって。あたし地黒だもん」
その後どうしたのか記憶がないのですが、あの暑い日に褒められて驚いて、ちょっと恥ずかしくて、ちょっと嬉しくて。でもようちゃんとは気まづくて…な思い出が私の背中にまつわるエピソードのひとつです。
(もう1着はノースリーブでカーキのものをゲット↓)
そんな思い出から10年以上経ち、29歳、20代最後の夏に地元の盆踊りの日に集まったことがありました。
みんなに声をかけて幹事をしてくれたのは、やっぱりサッチン。
みんなオシャレもメイクも楽しい盛りだったので、女子だけの同級会は大いに盛り上がりました。
そしてそこで一際目立っていたの、ようちゃん!
ようちゃんは背中はもちろん露出度満点!?な肌見せファッションで登場したのです。
そしてみんなの前で、
「5年かけて全身脱毛をしたよ!首から下は1本も毛がないから見てっ!!」と。
一瞬水を打ったような静かな空気が流れたものの、「へー、そっか」とみんなであれこれ質問もして女子トーク炸裂でした。
大なり小なり子供の頃に受けた仕打ち(?)や不意に投げつけられた言葉は放った当人に悪気なくとも、受け取る側には後々まで影響することは色々だと感じます。
私もサッチンの言葉で背中をチェックする習慣がついたのかも?!と思うとサッチンに感謝。
さて、今回買ったいずれのチュニックはデニムパンツなどと合わせたらワインマイルウエアでも使えそうです♬
背筋を伸ばして闊歩しよう☆
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パリの1枚。
日没まで長くゆっくりカフェで楽しみたい!
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