
犯人は誰だ?
海辺のセカンドハウス周辺では犬を飼っている人がとても多いです。
でもそれ以上に多いと思われるのが、猫。
パリや東京の都会っ子と違って結構気ままに外をパトロールしています。
なのでご近所の何匹かとはすっかり顔見知りです。
ヤヌス(←勝手にそう呼んでます)は、朝会うとずーっとこっちを見てるのにカメラを構えるとそっぽを向く。
なぜ「ヤヌス」かというと、この子は左右の瞳の色が違い、瞳孔も開き方が違う?!
左半分は昼の目、右半分は夜の目の感じで、ちょっと神秘的、左右どちらの顔を見せるかで印象が違うのでローマ神話の2つの顔をも持つヤヌスから名付けました。
もう一人(一匹)よく会うのが、ミーケ(←三毛猫だから。これまた勝手に命名)。
彼女は、肝の据わった、少々のことでは動じません風な美人。
近くに寄っても逃げることもなく「なにかご用?」と上から目線。
実はこの子は左の後ろ脚がありません。
事故か病気で無くしたのかな?と思いますが、3本脚でも軽やかに優雅に駆けてます。
大変な経験をしているからか達観した雰囲気を醸して。
どの猫たちも食事は地元で揚がる鮮魚のお陰か毛並みもよく、自然の中をトカゲを追い回したりでワイルドに駆け回ってます。
そんな猫たちの様子に刺激され(!)私も最近は長めのウォーキングと、魚もよく食べるようになりました。
そんな魚料理とともに今日は、先日の出来事をお話ししたく(^_−)−☆
庭の様子を見に行き、柿や花梨の今年の実りをチェックした後、足下に見つけたのは、何やら動物の糞。
(お花スタンプの位置に…↓)
K「こんな所に…」
夫「何の糞だろ?ハクビシン?タヌキとか?」
K「最近この辺も猿が出るって聞いたよ」
夫「なかなかのボリュームだな」
K「だよね。も、もしかして人かも…・」
夫「えっ!!それはないだろ。塀を超えて入って来れないし、そもそも人のサイズじゃない」
K「そう?私のうんこなんてこんなもんだよ」
夫「うっそ、こんなうんこ?!」
K「たぶんね。そんな観察してないけどさ、この程度だと思うんだけどな~」
夫「俺なんて、」
K「言わなくていい。リアルに想像しちゃうから」
夫「先に言ったのはそっちだろ」
ジーーーーーーっ。
しばらく二人並んで、そんなブツを眺めてしまいました。
K「あ!防犯カメラに映ってるかも?」
夫「確かに!」
というわけで、捜査本部発足。
「臭い置き土産をした無礼な犯人を探せ」とモニターのある部屋へ。
夫「場所からして3号機のカメラだな」
K「OK」
カチカチチ。
ジーーーっ。
とチェックを開始したのは良いものの、これが思ったより大変で、ほんのちょっとですが警察の防犯カメラからの捜索の大変さを感じました。
K「目がショボショボしてくる。32倍早でいこう。んーー、犯人らしきものは何も映ってこないね」
夫「だな」
K「動体チェックとかできないの?(動いたものが入った画像だけピックアップ)」
夫「できるけど、操作がわからない」
K「・・・。仕方ない。泥臭く見続けて捜査するしかない」
ジーーーーっ。
夫・K「いた!!!」
家&近隣丸見えなので画像はアップできませんが、モニターの真ん中に犯人が現れ、ピカピカ光る目で防犯カメラを一瞥。
犯人はなんと隣の猫、ヤヌスだったのです。
真夜中2時に塀を軽々と飛び越え、サッと我が家の庭に降り立つと庭をグルっと散歩して、あの位置に。
トイレは自宅にあるだろうに…自分ちでやってよね…と思いますが、長引くおうち時間に疲れて自然の中でしてみたくなったのかヤヌス!!と言いたい。
習慣化されては困ると思ったのですが、それ以来一度もないので大丈夫のようです。
以来ヤヌスに会うたびに「犯人がお前だと知ってるよ。今後は砂ぐらいかけなさいよね。レディの嗜みとして」な視線で睨んでしまうので、最近ちょっと関係がギクシャクしてきた感じです。。
そんな近所のニャン友との交流や、ご当地鮮魚を美味しくいただいきながら海辺で過ごす生活は去年から今年にかけてコロナをきっかけに格段に増えました。
ある日は、太刀魚。
甘鯛
アイナメ
今日は、カジキマグロをムニエルで。
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パリの1枚。
美味しそう!と思って雑誌に掲載されていた有名シェフのクロックムッシュのレシピをメモ。
作ってみようと思ったらスマホにあったのは画像のみ。
肝心のレシピは撮り損ねていた。。
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