
英国風ミートパイを試作☆
緊急事態宣言解除後、日常を少しずつ取り戻しつつある今日この頃、自宅へのお招き会もちょっとずつ再開することに。
という訳で、まずは気心知れた親戚ファミリーを招待。
K「も〜すっかり人を招くことの色々を忘れたよ…」
夫「そもそもどんな料理作ってたか覚えてる?」
K「一応記録は残ってるけど、久しぶりに来てもらって同じメニューじゃまずいでしょ。でも最近これは!なヒット作もないし、新作がないよ…」
ピカーン☆(夫の顔が輝いた)
夫「前々からやってみたいと思ってたのがパイ!ミートパイ!イギリス風!!」
K「え…なんかめんどい感じ…」
夫「やります」
K「どーぞ」
夫「君もだよ!」
というわけで、作業分担の共作で試作をすることに。
玉ねぎ、セロリ、人参をフードプロセッサーで微塵切り。
それからピスタチオを刻む。
マッシュルームも入れよう!(レシピにはない思いつき)
フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りにした野菜を炒める。
ボウルに合いびき肉、ナツメグ、ピスタチオ、溶き卵を加えて混ぜ混ぜ。
そこに炒めた野菜、パン粉、塩、黒胡椒を入れてしっかり捏ねました。
ひとまとまりにして空気を抜く。
パイシート2枚を伸ばす。
(粉まみれにつきスマホ撮影してる場合ではなかった…)
オーブンに200度の予熱入れ、底になるパイ生地に溶き卵をハケで塗る。
お肉を載せる。
プルーンを載せる。
このプルーンがどうやらアクセント。
大丈夫だよね?と何度も動画レシピを確認。
それにしても最近はこうしてレシピも動画で見れるので本当に便利です。
もう1枚伸ばしたパイシートを空気が入らぬように気をつけながら上から被せて溶き卵を塗る。
んーー、絵心が無い私はここでフリーズ。
ちょろっと描こうとしたものの、描けない…。
夫「俺にかせ」
スポスポと空気穴を開け、フォークで周りにギザギザをつけ、表面はこんな感じに。
て、手早い…。
200度のオーブンで45分焼いて完成☆
うーん、イイ香り♡
切り口、断面チェック。
なかなか美味しそうに完成し、実際食べてみると、レシピにほぼ忠実だったこともあり、
K「やるじゃん、私」
夫「肉を捏ねたのは俺です」
K「負けず嫌いだな…」
そして思っていた以上に薄味というか、お肉や野菜の優しい甘味がよ〜く感じられ、パイ生地はサクパリに軽やか、これまで買っていた出来合いや冷凍モノよりもずっと上品な味わい。
そんな作りたての美味しさに感激。
夫「これ、次のおもてなしディナーのメインに確定だな。思ったより全然簡単だし」
K「いやいやいや、そんな簡単じゃなかったよ。パイ生地伸ばすとか、野菜刻むとか結構面倒でした。テーブル粉まみれ。片付けも大変」
夫「パイシートを使えばこんなに簡単なのか♬ 今後はいろんなパイを家で作れるね」
聞いてねーよ、私の言葉。そのパイ生地を伸ばすのも面倒だって言ってるんじゃーー。(心のつぶやき)
K「で、これはどのへんが英国風なんでしょ?」
夫「プルーンが入るとこ? とにかくレシピにはイギリス料理ってあるでしょ」
K「確かに」
夫「最終的にはこれですよ。レシピではバルサミコ酢をかけていただくのがオススメとあるけどね、イギリス風ならモルトビネガーだろ」
K「・・・。」
さて、おもてなしディナー本番はどうなることやら…。
練習よりも上手くできると良いのですが。
*************
パリの1枚。
秋のチュイルリー公園。
ARCHIVE
MONTHLY