
暖、軽、美なロシアンセーブル☆
家政夫は見た!?
夫「な、何してるの?」
K「このコがホワンホワンで気持ち良くて暖かくて♡今日もこれで出かけよ〜」
と部屋着ジャージ姿で抱きしめていたのは、十数年前に購入したロシアンセーブルのファーコート。
ミンク、チンチラなどのファーと比べるとロシアンセーブルは、よりフワフワでどこまでも柔らかく、独特のサラサラした感触があり、毛足が長く、光沢感が美しく、また保温性が素晴らしい。
購入のきっかけは、お世話になっているデパートの外商のTさんがグイグイと「これは買いです!」と。
でもそう言われた当時は、
「そういう毛皮って叶姉妹チックにドレスの上とかに羽織るものですよね…私には似合わないし、着る機会も限定されるので着こなせないですかね…」
と、やんわりお断りしました。
ところが、さすが外商部エースで凄腕営業マンのTさん、ただじゃ引かない?!
「はい、そう仰ると思いました。だからケーコさんにはドレスの上に着て欲しいとは言いません。いつものスキニーとかダメージデニムとTシャツを着た上にガバっとカジュアルに羽織って欲しいイメージです」
「とにかく羽織ってみてください」
そう言ってその日おもいきり穴あきダメージデニムを穿いていた私にフワッとかけてくださった。
K「あったか!しかも見た目と違ってとっても軽いんですね〜」
T「はい!」
K「確かにカジュアルに着ると印象違いますね♡あと、セーブルってもっと黒っぽい濃い毛皮のイメージですけど、こんな明るい色もあるんですね」
T「はい!ロシアンセーブルも色々な色があって、こちらはゴールデンと言われる希少なカラーです」
K「なるほど〜」
とは言え高価なので首は縦に振れず帰宅。
それから1週間後、クリスマスに夫がプレゼントしてくれてビックリしたという思い出の1着。
ところが購入後東京は暖冬続き、パリでは着る気になれず、なかなか着れないシーズンが続きました。
そして最近はすっかりエコファーブーム。
時流を思うと一時は処分した方が良いのか?とも思ったのですが、既に購入済みで、まだ好きで着たかったり、思い出があるものなら大事に着続けることが私にできるSDGs。(って度々書いてますが)
そんなコートをこの冬は寒い日が多く結果的にヘビロテしてます。
K「ちょっとちょっと、ブレちゃうからちゃんと静止したところでお願いします」
夫「自然な方がいいと思って最近は隠し撮ってるのに…」
K「今思ったけど階段降りる時に足下見ないで降りるってすんごい難しいよ。宝塚の皆さんはやっぱりすごいね。しかも重そうな羽(背負い羽)背負って」
夫「下手な真似しないでよ。絶対怪我するから!」
K「はーい。じゃドヤ顔で」
でもこのところTさんが仰ったようにデニムジーンズに合わせてません。
次回はおもいきりカジュアルに羽織りたいと思います。暖かくなる前に…
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パリの1枚。
今日も雪の1枚。
ファーコートを着て静々と散歩したい。
*Belle et Bonne Blogは、気ままに更新中。
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