
Loup en croûte,sauce Choron☆
すっかりお気に入り、勝手に我が家のCantine(カンティーヌ=食堂)気分でお邪魔するようになったフレンチビストロ『Le Bouton』(ル ブトン)。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/4le-bouton.html)
とりあえずのシャンパンを片手にメニュー選びもすっかり慣れた調子で♬
行きつけのお店でもコロナ禍で、以前はやっていたアラカルトメニューをお休みにしたり、またはメニューを絞ってしまったお店もちらほら。
そんな中で好きなものをチョイスして自分好みのコースを構築できるアラカルトメニューは楽しく嬉しい(^o^)
<ホワイトアスパラガスのムース、ズワイガニのせ>
なめからクリーミーで甘いムースにカニ、うまうま!
<根セロリのサラダに自家製カラスミ>
私の中では根セロリは、食べるとパリを思い出すパリ味のひとつ。
<地ハマグリと竹の子のエスカルゴバター焼き>
先日家でカタツムリを見つけてからエスカルゴバター味を求めていた!?
今回もワインは、お料理に合わせたペアリング♬
こちらでいただくワインは自然派が多いのですが、自然派に詳しくないので毎度新鮮な出会いがあります。
<桜エビ、空豆、新玉ねぎのフリットに自家製タルタルソース>
好きなものだけをギュギュっ集めて揚げました感の様子に悶絶。
自家製タルタルがまた美味しく、それだけでワイン1杯いけるかも♬と思えた自分は、すっかり酒呑みな人になったのかも。。
<鳥取地鶏のコルドンブルー>
Cordon bleu(コルドンブルー) 、これまた私の中ではパリ味メニュー。
とは言え、パリの自宅では冷凍食品か出来合いのお惣菜をテイクアウトすることが多く、キッチンでちゃんと作ったことがないので、こうして丁寧に作られた出来立てフランス版カツレツはやはり別物な美味しさ。
そしてこの日、お邪魔した一番の理由はこれ♡
前回伺った際にパイ好きなお話を杉山シェフにしたところ、「次回はスズキのパイをご用意しますよ」と。
そう!スズキのパイとは「Loup en croûte,sauce Choron」(ルー・アン・クルート、ソース・ショロン)。
現代フランス料理、ヌーベルキュイジーヌを築いた重鎮Paul Bocuse(ポール・ボキューズ)氏のスペシャリテ、「スズキのパイ包み」です。
<天草スズキのパイ ソースショロン>
杉山シェフのパイにはほうれん草が入っており、パイだけでも絶品!なのですが、スズキパイには欠かせぬSauce Choron(ソース・ショロン)がまた抜群に美味しくて。
ソース・ショロンとは、卵黄と澄ましバター、エシャロット、エストラゴン、ビネガーなどで作ったソースベアルネーズにトマトを加えたソースです。
スズキのパイは、メニューの中では温菜カテゴリーでしたが、こうしてこの日は前菜メニューを多めにオーダーし、パイをメイン的に楽しみました。
そんな風に楽しめるのもアラカルトメニューが充実した『Le Bouton』(ル ブトン)の魅力。
そしてお腹の具合に合わせてシメのボリュームも調整していただけることもありがたい。
<ラーメン>
デセールは、数あるアイスクリームの中からピスタチオをチョイス。
我が家としては珍しく食後酒、自家製リモンチェッロをいただく。
心もお腹も満たされた幸せなディネでした。
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パリのお土産。
としてすっかり定番のPoilane(ポワラーヌ)のクッキーですが、一緒にリネンのバッグを添えると更に喜ばれる☆
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*Belle et Bonne Blogも気ままに更新中(^o^)/
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