Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

今夜はクスクス狙い

久しぶりに美味しいクスクスが食べたい!

コロナ禍での“おうちごはん”としては食べているものの、レストランやカフェでは食べていないもののひとつして無性に食べたくなったのが、「クスクス」。

これまた私の中のパリ味のひとつ☆

というわけで、すっかり行きつけビストロな『Le Bouton』(ル ブトン)へ。

(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1617.html

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いつも通り満席の賑わいの中、マグロのタルタルでスタート♬

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ワインはお料理とのペアリングでソムリエールTちゃんにお任せ♡

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白タンポポのサラダ、カリカリベーコンと半熟うずらの卵。

fullsizeoutput_5f0e.jpgどうでもいいことですが、昔からタンポポの綿毛好き♡

というか綿毛な姿が可愛く、萌える、放っておけないので、見つけたら思いきり息を吹きかけて綿毛を飛ばします。

風に乗せて種を遠くに飛ばすその姿は、そこに生まれ育った自分が自分の子供達、子孫には広い世界を見ておいで、世の中は広いのだよっ!と、言ってるようで子供の頃から惹かれてました。

大人になってからは外国で見つけると、つい自分を重ねて私も遠くに来たな…と思ったり。

この春もタンポポの綿毛をたくさん飛ばしました(^^)v

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閑話休題。

前回お邪魔した際にもいただいた「桜エビ、そら豆、新玉ねぎのフリット」ですが、前回とは形状がちょっと違う。

前回はかき揚げのようにまとまっていましたが、今回はちょっとばらけた感じで。

どちらも美味しい!

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北海道産羊肉のミートソースとモッツアレラチーズのグラタン。

TcyspFNITbWIRPcAvX1OUA.jpg「ちょっと、あれ美味しそう!」とフランス語が聞こえた。

食べるのに夢中で周りを見ていなかったけれど、隣り席にいたのはフランス人の男女ペア。

アクリル板のせいでよく聞こえないけれど、そこから漏れ聞こえてくるのは、生きた(大袈裟な…)フランス語。

あーー、やっぱりネイティブな人の言葉は早いな〜。

でも、そんな言葉は私には心地良いBGM、リアルにパリのビストロにいる気持ちになってきた♬

IMG_5228.jpg夫「日本語メニューでちょっと困ってる感じじゃない?ケーコさん、話しかけろ!」

K「うん!でも、このアクリル板がどうにも邪魔なんだけど。これまたいで話し出すのは、お店や周りの方に悪いかも。どうしよ…」

夫「もじもじしてる場合じゃない」

K「じゃ!」

と、思ったらスー(シェフ)のI君くんが、ちょっとずつフランス語で説明を始め、ケーコ出る幕なし。。

基本的には人見知りなので、知らない人にはあまり話しかけられない人間ですが、コロナになってから知らない人と話す機会は本当にめっきり減ったことを妙に実感した瞬間でした。

気を取り直して、Loup en croûte,sauce Choron(スズキのパイ、ショロンソース)。

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これも前回いただいて大感激したので、メニューにあったらもう一度!と思っていた一品。

相変わらず激旨っ!と感じると同時に、合わせてもらったワインが異なるので、また違った美味しさを感じました。

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そして最後は、この日の目的「羊のクスクス」。

クスクスは、デュラム小麦粉を原料としたショートパスタ。

モロッコを中心とした北アフリカのマグレブ地域が発祥地と言われています。

私がパリでいただく際は、5区にある"La Mosquee de Paris"(モスケ・ドゥ・パリ)に行くことが多いです。

(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51877736.html

そこでは野菜や肉の煮込み料理をかけたものをいただきますが、自宅ではピラフ風、サラダに混ぜたりもしてアレンジいろいろ。

IMG_5226.jpgそしてクスクスに欠かせないのが、赤い唐辛子のペースト状の「Harissa」(アリッサ)

これが有りと無しじゃ全然違うんだな〜と個人的には感じます。

しかもこちらは、杉山シェフのお手製アリッサで、辛いだけでなく、旨味があってイケる!

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シメは、ナポリタンに。

ナポリタン=ベーコン派の私はすっかりこのお店のナポリタンファン。

IMG_5229.jpgボリュームは、お腹の状態に合わせて調整していただけるのもありがたい。

fullsizeoutput_5f0f.jpgあれ、、余裕で食べられる思ったのにお腹が妙に張ってきた、苦しい…。

それはやはりクスクスのせい?!

小粒で食べやすいから調子に乗ってしまいがちなクスクスですが、クスクスは水分で膨れるので、食べるとお腹の中で膨らみ、思っている以上に満腹になってしまうことを忘れていた。

夫「俺は、デザートは無理。胡桃チェッロ(こちらもお店の自家製)だけで十分」

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K「私は完熟バナナのアイスクリームだけにしときます」

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贅沢なプリン・ア・ラ・モードやクレープシュゼットにはなかなか辿りつけません。。

<info>
Le Bouton(ル ブトン)
東京都港区西麻布2丁目15−1
 

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セカンドハウスの1枚。

今シーズンは甘夏が鈴なりでした。

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Belle et Bonne Blogも気ままに更新中(^o^)/

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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