Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

鎌塚氏、羽を伸ばす

久しぶりに、コロナになってからは初めてとなる下北沢へ行ってきました。

本多劇場でのお芝居『鎌塚氏、羽を伸ばす』を観劇するために。

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キャストは、こちら。

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私のお目当ては、二階堂ふみさん。

昔からのファンという訳ではないのですが、映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」を観てから気になる女優さんになり、1年前のTBS火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』(そういえばこの時、眞栄田郷敦くんイイよね♡とマダムな会でも盛り上がった記憶も…)での明るくタフな姿に元気をもらい、機会があればナマ 二階堂さんを観たい!と思っていたのです。

ラッキーなことに座席は3列目中央だったので、おもいきり二階堂ふみさん(はじめオールキャスト)を堪能♡

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二階堂ふみさんが現れた途端、舞台全体がパッと明るく華やかに見え、発するセリフはスパーンと劇場の隅々まで通り、と同時にその細い体から出ているとは思えぬ声量にもびっくり。

ライトを浴びる瞳がキラキラと光って、思わずカワイイな〜と溜め息。

そんな彼女が、お転婆でプライドが高いお嬢様役をコケティッシュに演じる姿に釘づけ!

また綺麗にヒップラインが出た白いジャンプスーツ&ケープ、フィット&フレアーのリトルブラックドレスの衣装も素敵でツボ。

それから予習不足で、この日知ったのが、お嬢様(二階堂ふみ)に仕える若き従者・真鍋リョウスケ役の櫻井海音(さくらいかいと)さんが、Mr.Childrenの桜井和寿さんの息子だったこと…!

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さて、そのストーリーは(オフィシャルサイトより)

『完璧なる執事』として名高い鎌塚アカシ(三宅弘城)は、密かに思いを寄せていた女中の上見ケシキに失恋したことから、すっかり元気をなくし、それを見かねた主人から休暇を言い渡された。

しかしこれまで仕事一筋だったアカシは休み方を知らない。

どうしたものかと途方に暮れていたところ、ひょんなことから豪華寝台特急『アルビオン』の切符が舞い込んできた。自分には分不相応だと迷いながらもアカシは乗車する。

と、その車内で、かつて仕えていた綿小路家の令嬢チタル(二階堂ふみ)と再会を果たす。

チタルは若くして両親を亡くしていた。

そんなチタルの従者は憂い顔の若い青年、真鍋リョウスケ(櫻井海音)。

聞けば、彼はつい先日綿小路家で起きた殺人事件の犯人として容疑をかけられているという。

名家の令嬢でありながら探偵に憧れているチタルは真相究明に燃えている。

この列車に乗り込んだらしい真犯人をつきとめるべく、アカシに協力を要請する。本音を言えば休息が苦痛だったアカシは、結局乗客の身辺調査を開始する。

裏の顔は詐欺師である実業家・柳平トクジ(マキタスポーツ)や、クイズ好きの侯爵夫人、諏訪ノギク(西田尚美)など、ひとクセもふたクセもある乗客や、アカシとは旧知の仲、宇佐スミキチ(玉置孝匡)など、賑やかな登場人物が入り乱れ、またしても面倒な騒動に巻き込まれていくアカシ。 

そして、列車の中でも第二の事件が勃発!

疾走する列車の中、アカシの活躍によってハッピーエンドの大団円を迎えることができるのか、果たして、結末はいかに―――!

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出演者全員が笑いを取る、最初から最後までクスクスが止まらない喜劇でした。

古典、深いテーマ、考えさせる問題を含んだお芝居も好きですが、何も考えずに(って言い方をすると投げやりにも聞こえるけど)単純に笑えることは幸せなこと。

日頃笑うことが好機幸運に繋がると思っている私としては、この夜、また好いエネルギーをいただきました。

笑顔でBon  Weekend(^^)

<info>
鎌塚氏、羽を伸ばす
 

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東京の1枚。

小さいパリ(フランス)見つけた?! 

フランス語を全く知らなかった頃は、「フロイド」と読んでいた…。

心理学?それはフロイトだろ!と一人ボケツッコミも欠かせず。。

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Belle et Bonne Blogは、気ままに更新中。

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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