
敦煌☆あの味を再現...!その②その③
夫がプレミアムプライスで手に入れたレシピ本「敦煌の美味しくて。ヘルシーチャイニーズ」。
月に1度は敦煌ナイト!敦煌メニューに挑戦すると宣言、すぐに飽きると思いきや意地を見せて作り続けています。
レア&高級食材はなく、基本的にスーパーで買えるものばかりなので食材調達は簡単。
そして夫々の調理法もいたってシンプルなのですが、そのシンプル調理の積み重ねや地味な下処理がなかなか大変そうに見えます。
例えば手羽元も一度揚げ、
そして出汁の中で蒸したり。
別に作ったソースに絡めて干し椎茸と鶏手羽元の一皿完成。
レシピではインゲンと肉味噌炒めでしたが、インゲンがやや苦手なお客様(私)のためにアスパラガスで作ってもらった肉味噌炒め。

平貝の代わりに帆立を使ったキュウリとの軽い炒め煮込みのような一品。
揚げ物はもちろん下処理で油通しすることも多い。
(コンロ周りの油汚れハンパね〜)
掃除はしないシェフ…。
海老揚げ春巻きは、思ったより平凡な仕上がり?!
細麺うどんを使った高菜搾菜汁無し麺は、すっぱ美味しい!
夫「でさ、今度のAAご夫妻のお招きの2日目のディナーは敦煌ナイトにしよう!」
K「いいね!」
夫「となるとだね、ケーコちん、月に1回の試作じゃ気になるメニューをこなせないので今日から週2ぐらいで敦煌料理にトライしないといけません」
K「ガ〜ンバレ」
夫「君もやるんだよ!」
K「え…」
夫「敦煌と言えば必ず毎回出る水餃子は欠かせない」
K「ですね」
夫「皮はケーコちんが作るんだよ」
K「え?」
夫「大丈夫、昔パン教室で鍛えた腕前を見せてくれ」
K「パンと点心は違うよ。点心師ケーコに自信はない」
夫「レシピに忠実にお願いします!」
点心師ケーコ粉まみれになり、ようやく生地がまとまりました。
以前中華料理のシェフに伺ったのですが、中華料理の中でも「点心」はまた特別なジャンル。
本場・中国で点心師になるのは、そう簡単ではないと。
点心師のランクは7段階に分類され、最高位の特一級になれるのは、ほんのひと握り。
点心師の資格取得試験は、実技と筆記があり、経験年数により受けられるランクを定められ、例えば三級の試験を受けるには最低実務経験が6ヶ月以上を有するなど。
当然ランクが上がるごとに出題内容は難しくなり、最高位を取得するのは大変なのだと。
そんな点心師試験を思いながら作りました…。
その隣りで夫は楽しげに餡作り。
包み作業は一緒に。
こうして茹で上げた水餃子を食べてみると、本物・敦煌のものとは違う…。
なんだかちょっと粉っぽいし、硬いし、あの何個でも食べられる、食べたい!なチュルっと感がない。
そして包み方にもポイントがありそうですが、それはレシピ本に書かれていない。
色々な包み方でトライ。
ちなみにこれが敦煌でいただける水餃子。(↓)
この料理は敦煌の看板メニューなだけに、おもてなしメニューからは外したくない。
どうやったら皮が美味しくなるのか?これは本番までに大きな課題になりました。
K「もーさ、スーパーで売ってる皮を買おうよ」
夫「そうするか」
K「そうしよう」
スーパーに行きました。皮を手に取りました。
夫「いや、、やっぱりこれじゃ敦煌再現にならない!点心師、もう少し頑張ってください」
K「・・・。」
映えないけれど美味しかった「ふわふわ卵とニラ」。
白菜と干し貝柱の鶏ガラスープ煮
敦煌でも食べて記憶に残る料理のひとつ「白身魚とキュウリの春巻き」。
これを山椒塩でいただく。
K「揚げたキュウリが新鮮で大葉の風味もいいんだよね〜。この料理が家で食べれるなんて!」
夫「2万円本の元取れただろ♬」
K「いや、それはまだです。AAご夫妻に楽しんでもらえてトントン?!」
こうして2度、3度(4度!)と敦煌メニューに挑戦した9月前半ですが、本番はいかに…。
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パリの1枚。
気になるLe Bon Marche170周年を記念グッズ、その2。
ポップなトートバッグ。
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