
北フランスの素敵リゾート☆5年ぶりにあの街へ
ノルマンディでのんびり過ごした後、私達4人が次に目指したのは更に北東。
フランス国内のドライブは、どこへ行くにも地平線の見えるような、基本的にはフラットな景色が延々と広がる。
ひたすらスーーッとまっすぐに走り続ける車、心地よい乗り物揺れに眠くなりそうですが、なんたって久しぶりのフランス、愉快な仲間と一緒なので1ミクロンも眠くならない、お目目ギラギラよ!
が、これが日本で夫の隣りにいた日にゃジグザグ坂道でスマホ検索からの即効寝落ち…。
「寝るな!」と夫の怒声&お笑い芸人ツッコミ担当さながらの頭パチーン、叩かれて起こされる。
なぜこんなにも助手席で寝ることを叱られるのか…と思うので友人のご主人達には必ず質問している。
「横で奥さんが寝たらどうします?」
これまでのところ100%そのまま寝かせておきます、という回答だ。
なのになぜはうちは違うのか…。
なんて思っていたところでぶらり途中下車したのは、Abbeville(アブヴィル )という街。
街のシンボルのひとつでもあるL'église Saint-Sépulcre(サン・セピュルクレ教会)へ。
大きくて全体像はカメラに収まらずな、この教会の始まりは1098年。
日本史では平安時代後期、鎌倉幕府より約100年も前なのか…。
今年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観ているものだから、ついつい鎌倉年表を引き合いにしがち。
どうでもいいことですが、大河ドラマは1年間ちゃんと観れた作品は少なく、いつも5月ぐらいに離脱してしまうのですが、今年はなんとか観てます、最後まで観るぞ〜!です。
で、ヨーロッパ史の1098年頃は、1096年に第1回十字軍の出発(~1099年)。
この教会はステンドグラスが有名ということで是非見たかったのですが、残念ながら閉まっていて入れず。
近くにあった解説をチェックすると、こんな感じのステンドグラスがあるようです。
そして目的地到着。
風が強かったこの日、波は高く、ザブーン感といい、音といい、その様子はよく知る日本海のよう。
さて、ここで問題です。
この街は、どこでしょうか?
北フランスの高級リゾートのひとつで、サラサラな白浜海岸(ヒント:オパール海岸)が素敵な港町。
海辺の街ですからもちろん魚介が美味しい!
そしてパリ物価よりずっとリーズナブル。
ムールが1リットル=4ユーロって!!
パリの最寄りのマルシェじゃ10ユーロ近くすることもあります。
バケツで買って帰りたい〜。
いやいや、やはりこれはこの街で食べるのが一番☆
すっかりこのブログではお馴染みのこの街を初めて訪れたのは2014年の秋でした。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/le-touquet.html )
一緒に旅したYMご夫妻とすっかりハマり、その後毎年秋に訪れるようになりました。
街の中心部、繁華街はギュギュッと小さく、碁盤のようで、わかりやすく、歩きやすい。
可愛い&素敵な店構えのお店が多く、どこに入っても店員さんはサンパ。
治安も良く、マクロン大統領の出身地ということもあって、彼が大統領に就任してからは警備が強固になり、より安全な街になった感。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-766.html )
海の向こう、ちょっと渡ればイギリスということもあり、イギリスから訪れる人も多いようです。
そのせいか?初めて訪れた時に普通のカフェで紅茶をお願いしたら種類豊富でびっくり。
しかもお湯は熱湯。
当時パリのカフェで紅茶をオーダーしても種類は限定的で味も薄く、お湯はぬるめ、白湯ですか?みたいな経験をしていただけにちょっと驚いたのでした。
そんなことを思い出しながら街ぶらショッピング♬
この時期に来るとノエル用の飾りやお菓子がお店に並んで楽しげ&華やか。
今回の旅、ここで知ったフランスブランドのカラフルポップなダウンコートブランド『JOTT』(ジョット)。
そういえば、今回パリに来てピープルウォッチングをしてますと2年半前と変わったと感じることの一つが女性のダウンコート着用率アップ。
その昔はダウンは、オシャレに見えないからパリジェンヌはあまり着ないのよ…そんな情報やイメージが広まっていたと思うのですが、若い人はわかりませんが、少なくとも私の周りの友人知人、ご近所マダムたちはダウンコートを着てます。
YMご夫妻は、こちらでお買い上げ〜。
私は買わなかったことをちょっと後悔しているので、パリのお店に改めて伺おうと思っています。
おおお、、大きい!
こんなに大きなコンテを見たのは初めてかも?!
というわけで、やって来たのは、パ・ド・カレ県のオパール海岸に位置するLe Touquet-Paris-Plage(ル・トゥケ・パリ・プラージュ)。
14年以降繰り返し訪れていましたが、18年夏・ケーコまさかの骨折(全治3ヶ月、パリ行けず)、19年秋・ニューヨークへ、そして20年以降はコロナ…ということで、5年ぶりにようやく来ることができました!
改めて訪れてみると、やっぱり素敵な好きな街でした。
ARCHIVE
MONTHLY