
美しきMt.FUJI☆
2年半ぶりのパリは大満喫することができました。
ブログネタ的にはまだアップしたいことは色々なのですが、ここで一旦ストップ、年末年始は日本で過ごします。
とういわけで、CDG(シャルル・ド・ゴール空港)へ。
パリ到着時のドライバーさんと違って時間通りにお迎え、荷物も手際良く積み込んでくれ、どうでもいいけど乗り込むと車内の天井は星空キラキラ。
「充電してくださいね」「よかったらお水も」と親切。
なるほど、この車内ではスマホのバッテリーチャージも両サイドにラインが2本で計4台まで充電できるらしい。
お迎えの時と同じ料金なのにだいぶ心象が違う。
サービス内容がきちんとマニュアル化してある国と、そうでなく人次第な国の違いを感じるパリ東京行ったり来たりです。
渋滞もなくスムーズにシャルル・ド・ゴール空港に到着、ラウンジの様子はコロナ前とほぼ同じ。
用意された食べ物は普通にセルフサービスで好きなものを好きなだけ。
そしてそこにいる何人かの日本人と思しき人たちはマスクをしていましたが、欧米人はほぼほぼノーマスク。
このへんも10月に羽田空港を発つ際のJALの光景とは大違い。
K「すっかりノーマスク生活に慣れちゃったけど日本はまだマスクしてるのかな?」
夫「してるだろ。たぶん」
K「なんか過去に行く、時代を遡るみたいでちょっと後ろ向きな気持ちなりますな…」
K「ま、でも寒いからマスクは防寒になるから助かるけど」
夫「それにしてもあんな生活で二人ともよくここまでコロナにもインフルにも罹らずにこれたな」
K「だよね。やっぱりワクチン4回は意味があった気もするし、インフルも予防接種済みだったし、夏から飲んでた免疫サプリメントの効果もあるかも」
そうこう話しているうちに離陸、機体はパリ上空に舞い上がり、眼下には美しい街の様子が。
「メルシー、パリ!またすぐ戻って来るからね。ア・ビアント♡」と心の中で叫びました。
機内での最初の食事は、いつも通り夫は和食を楽しみ、私は洋食。
未だ続くロシアによるウクライナに対する軍事侵攻の影響でフライトは遠回りです。
そのルートは興味深く、度々飛行ルートマップをチェックしては、今はどんな国の上空にいるのだろう?と。
そして長引く戦闘が少しでも早く終結することを祈りました。
さて、アメニティキットはパリ発のブランド「 Maison Kitsuné」(メゾン・キツネ) とのコラボレーションポーチ。
羽田発と内容は同じですが、ポーチの柄違い♡
私は毎度のことながら帰国便の時は一気にリラックス、搭乗した途端そこは母国ジャポン!な安心感で爆睡、気がつけば着陸1時間前。
パリで読もうと持ってきたけど1ページも読めずにいた1冊を取り出すと、これが面白くて目が覚めた!
『黒猫』、エドガー・アラン・ポーの短編小説集である。
昔、エドガー・アラン・ポー (Edgar Allan Poe)作品を読んだ時は、あまり面白いと思えなかったのですが、今回手にした河合 祥一郎氏の訳によるこの本(角川文庫)は、とても読みやすく、言葉感覚が現代にすんなり馴染む素晴らしい新訳!な印象です。クセになる怖さ!?
巻末には河合氏による作品解説、ポー人物伝、年譜もわかりやすく、改めてエドガー・アラン・ポー に興味が湧きました。
もっと読みたい!という訳で、次回のパリにもエドガー・アラン・ポー作品持参に決まり☆
なんて思っていたら、
夫「ケーコさんっ!外、外、富士山!!」
K「うわッ!!」
お帰りっ!と迎えてくれたかのような富士山の美しく凛々しい姿に感激。
徐々に空色も変わり、夕焼けと重なって眩しく、最高の機内エンターテイメント☆
冬のこの時期は富士山は一段と綺麗に見える時期です。
というわけで無事に帰国の途につくことができました。
ダッシュな師走です☆
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