
松涛カフェ☆シブヤデマタアイマショウ
先日渋谷でランチ難民になりかけていた時、
「あれ、こんなところに!」
と、思わぬ再会に驚き、引き寄せられた『松涛カフェ』(SHOTO CAFE)本店。
2019年頃までBunkamura内でも営業していた大好きカフェなのですが、その後、移転・以前の場所に戻ったなどの噂は聞いていたのものの、なかなか行く機会はなく、場所も把握せずにいたのでした。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-314.html)
という訳で、迷わずここで食べることに。
絶え間なくお客さんがやってくる変わらぬ人気ぶり。
たくさんのサインが書かれた壁には、パリ・オペラ座ダンサーの名前も見つけてちょっと嬉しくなりました。
過去にこのカフェでは食べたことがなかったなキューバサンドをチョイス。
キューバ移民がアメリカで広めたと言われるローストポーク、ハム、チーズ、ピクルスなどをマスタードソースと一緒にパンでサンドし、カリっとプレス焼きしたホットなキューバサンドは大好きサンドイッチ。
うまっ!
しかもなかなかのボリュームで食べ応えあり。
食後のケーキも楽しみたく、もう少しゆっくりしたいところでしたが、この日は時間がなくこれで終わり。
またそのうち食べに来よう!なぜならまだアレ食べてないし。と思ったら、そのうちは案外すぐでした。(数日後)
というのは、シアターコクーン休館前夜のグランドフィナーレを飾る、まさに大人の歌謡曲ショー仕立てなお芝居『シブヤデマタアイマショウ』を観劇すべく再び渋谷・松涛へ。
すでに公演も終了してしまったのでストーリーなどは割愛ですが(公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/23_shibuyade2023/)、劇場は満席、たくさんの立ち見が出るほどの大盛況ぶりでした。
コロナ禍での政治から社会問題のあれこれ、世間を騒がせたあんな人、こんな人をクスクスっと笑える後味の良い笑いに変えて楽しませてくれたのは、シアターコクーン芸術監督で、本公演の総合演出、出演の松尾スズキさん!
多部未華子さん、何をやっても、どんな被り物をしてもどこまでも可愛かった…♡
印象的なセリフは、「渋谷は日本のサクラダファミリアだよ。もうずっと工事をしているけれど、果たしていつ完成するのか?というか最終的な完成形をわかっている人はいるのか?!」
まさにその通りで、もうずっとどこかしら工事をしている街・渋谷。
私にとっては大学生の頃、遊ぶとなれば渋谷でしたし、大人になった今も何かと縁があり、上京してからずっと側にある街。
再開発とはいえ東急百貨店本店閉店ニュースはちょっとショックで、白いフェンスに囲まれた建物を寂しく見つめてしまいました…。
この跡地には地上36階建ての複合施設が建設されるそうですね。
同時にシアターコクーンも休館になってしまうことは、お芝居ファンとしては寂しいですが、お芝居のタイトルにあるように観劇後は、強く「シブヤデマタアイマショウ!!」な気持ちが湧きました。
さて、そんな観劇前の腹ごしらえに2度目の松涛カフェを訪れたのでした。
アレを食べなくては!と思ったアレとは名物「自家製ローストビーフサンド」。
相変わらずの美味しさ\(^o^)/
とても口に収まらないボリュームですが、パンはフワッとカリッと軽めなので、モリモリなサラダを食べている感覚に近いかも?!
そしてこちらもロングランな名物「松涛ケーキ」。
トーストするしない、トッピングも豊富なのですが、原点回帰でこの日はプレーンにホイップ増しだけというシンプルオーダー。
く〜っ、これこれ、このフワンフワンなシフォンぶり、私の中では一番好きなシフォンケーキ♡とおもいきりエンジョイしました。
早くもまた食べに行きたくなっている松涛カフェ本店です。
*****おまけのパリ*****
迫力ミート!
大好きストリートフードなケバブサンドは、すっかり私の中ではパリグルメの一つ☆
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